9/26/2011

秋分の日をすぎて・・・

陰と陽のエネルギーがぴったり同じになる秋分の日を過ぎ、これからは冬に向けていよいよ陰のエネルギーが増していきます。

畑でも、秋の虫がにぎやかに合唱していて、夏にぐんぐん伸びていた草が実を結んでいます。
そんな草のうちの一つ、ススキも穂がふわふわとしてきました。


先週にはまったくこの穂は出ていなかったのですが、すっかり畑が秋らしくなって見えます。
この2月にここを開墾した時には、一面このススキが覆っていましたが、今は周囲に少し残っているだけになりました。

先日、初めにまいた大根の種は、順調に芽を出してくれたのに、忙しさにかまけて3日ほど畑を留守にしたら、枯れてしまいました・・・

枯れている小さな大根を見つけた時にはすっかり意気消沈してしまって、夫婦そろって早起きできなかった自分たちがとんでもない怠け者に思えてションボリしました。

こんなことではいけない!!
ということで、リベンジの種まき第二弾・・・

こちらはその時にまいたカブ♪
あれは台風15号が来る前日のことでしたが、
無事にこうして芽をだしてくれました!!
カブ、美味しいですよね・・・楽しみ。


9月最後の週末は、久しぶりに会うお友達がたくさんいて、幸せな時間を過ごしました。
これまで、突然東京から引っ越し、“畑を始めた”と言うと、中には「何それ」という反応もあったりしました。
でも、多くの方は応援してくれたり、理解して下さり、そして畑に遊びにきてくれた方たちもいて、私たちは本当に周りの知り合い・友人に恵まれているなぁと改めて感じた週末になりました。


循環農法という素晴らしい理論と赤峰さんの本「ニンジンから宇宙へ」に出会って5~6年。
当時は、老後にならないと、移住したり畑を始めたりするのは絶対に無理だと思っていました。
会社を辞めることは選択肢にないと思い込んでいました。

何の見込みもツテもなく、ネットでみつけたかわいいアパートに魅かれたというだけの理由で引っ越しを決めた、ちょっと無謀なパートナーに同行し、畑はもちろん農機具も何もない状態の私たちが、こうして畑のお世話を始められたのも、協力して下さった多くの方たちのおかげ!!本当にありがたいです。

おかげさまで、開墾一年目の約1000坪の畑は秋を迎え、せっせと草を育てては土に借り倒してすき込むという作業を繰り返し、来年からは全体を畑として耕せる状態になってきました。

来年はいよいよ、本格始動できそうです!!