12/17/2017

玄米餅、販売開始いたします。

玄米餅の加工が仕上がって参りました。

ご予約いただいておりました直売の皆さまは
随時発送をいたします。

山梨県内の店舗
・韮崎駅前 ニコリ
・ヨイアサー屋

では明日より販売を開始いたします。

どうぞ今年も彦星ファームの玄米餅をお楽しみ下さいませ。
 宜しくお願いいたします。

12/14/2017

玄米餅12月直売分のご予約について(完売のお知らせ)

彦星ファームの玄米餅、12月に加工したお餅のうち、
直売分のご予約を承っておりましたが、
完売致しました。

沢山のご予約を賜りありがとうございます!

今年は新年あけて1月に、もう一度玄米餅を加工、販売いたします。
1月販売分のご予約は引き続き承りますので、
ご希望の方は、下記連絡先にご連絡ください。

彦星ファーム
info★hikoboshifarm.com (★→@に変えて送信してください。)

また、いつも彦星ファームの農産物や加工品を扱って下さっている
下記店舗さまには、早ければ来週はじめくらいから、
12月加工分が店頭に並びますので、
そちらにも是非足をお運びくださいませ。

①山梨県内:韮崎市駅前 韮崎市民交流センター「ニコリ」1F
            観光案内・地域物産コーナー
      市川三郷町 ヨイアサー屋

②東京都内:自由が丘 自然栽培の仲間たち


販売・発送開始はブログ、Facebookでもお知らせいたします。
ご予約いただいた皆様も、お手元に届くまでもうしばらくお待ちください!

12/12/2017

今年も、間もなく玄米餅を販売いたします。

毎年、ご好評いただいております彦星ファーム「玄米餅」。
間もなく仕上がって参ります!!!

彦星ファームの「玄米餅」
小判型7枚切(約390g)
800円

彦星ファームのもち米は、
農薬・除草剤・肥料(化学肥料・有機肥料いずれも)不使用、
全て手植え・天日干しのもち米(品種:シブモチ)と自然海塩で
作った玄米餅です!!!

シブモチは本当に美味しい品種のもち米です♪
今年も皆様にお楽しみいただければ嬉しいです。

 
早ければ、今週末12月16・17日くらいに販売・発送を開始予定ですが、
ブログとFacebookにて、正式な販売開始をお知らせいたしますので、
今しばらくお待ちくださいませ。

お陰様で、毎年お取扱い頂いております各店舗さまでも完売御礼となり、
沢山の方のお手元に届き、大変嬉しいです!

今日現在、今年の「玄米餅」販売が確定しておりますのは、下記のお店です。
(販売開始のお知らせの際に、改めてお知らせいたします。)

①山梨県内:韮崎市駅前 韮崎市民交流センター「ニコリ」1F
            観光案内・地域物産コーナー
      市川三郷町 ヨイアサー屋

②東京都内:自由が丘 自然栽培の仲間たち
       
お手元に届かなかったというお声も多くいただいておりますので、
直売でお買い求めの方はご予約で数を確保いたします。
 ※既にご予約いただいている皆様、ありがとうございます。
  ご連絡いただいている数で確保いたします。
  今しばらく発送までお待ちください。

ご予約をご希望の方は下記↓のメールまでご連絡下さい。
info★hikoboshifarm.com (★→@に変換して送信してください。)






11/27/2017

11月23日は新嘗祭

去る11月23日は新嘗祭。

カレンダーの上では「勤労感謝の日」ですが、
お米作りに関わるようになり、11月23日が元々は「新嘗祭」の日だったと知りました。

【産経ニュースより】  
たいまつの明かりに照らされ、天皇陛下「別のお姿」…きょう新嘗祭 過酷な儀式どのように執り行われるのか
Image result for 新嘗祭 
(写真:宮内庁) 

 ニュースのリンクはこちら↓
 http://www.sankei.com/smp/life/news/171123/lif1711230028-s1.html


昔は新嘗祭が終わるまで、新米はいただかなかったそうです。
我が家も、24日から新米を解禁しました。

大和心を語るねずさんのひとりごとブログの小名木善行さんの
新嘗祭のことを書いていらっしゃいました。
とても素敵な記事でしたのでご紹介させていただきます。
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3585.html

小麦の種蒔き♪

田んぼの仕事が一段落し、今年も小麦の作付け。
今日は播種を行いました。

今回は一年半ほど、休ませていた畑に作付けしました。
おかげで土はうっとりするほどフカフカ♪
筋をつけてから玄麦(=種)を撒きます。

こちらが玄麦。
去る6月に収穫した小麦です。







つけておいた筋に玄麦を撒いたら、土をかぶせて完了です。

小麦の収穫は来年5~6月です。

ちょうど小麦の収穫は田植え時期の大変な時期にあたり、
毎年、小麦を育てるか悩むのですが、
地粉のあまりの美味しさに、なかなかやめられません。

やはり、自分で頂いた時に、心底幸せを感じる美味しさのものは、
作業で大変な思いをしてもそれは苦痛にはなりませんね。
今年も、豊作を祈りつつ、美味しい地粉を収穫できるように、
お世話したいなと思います。

10/29/2017

平成29年新米イセヒカリ 完売いたしました。






10月28日の夜、今年の新米の販売情報を
ブログ・Facebookでお知らせいたしました。

多くのご注文をいただき、 お陰様で、
今年の直売分のイセヒカリは完売致しました。
有難うございました!!!!

同じく、多くのお問い合わせを頂いております大好評の「玄米餅」は、
今年も昨年までと同じ品種のもち米を収穫し、加工予定です。
追って販売をいたします。
ブログ・Facebookでお知らせをいたします。

もち米も、イセヒカリと全く同じ方法で育てております。
全て、手植え・天日干し。
農薬・除草剤、肥料(化学肥料・有機肥料)は一切使用していません。

どうぞ今年も彦星ファームの「玄米餅」、お楽しみに♪


10/28/2017

平成29年秋収穫 新米販売のお知らせ

お問い合せ頂きました皆様、大変お待たせいたしました。

本年、平成29年秋に収穫致しました新米のイセヒカリ、
本日より販売を開始いたします。
(もち米は追ってお知らせいたします。)



水苗代で育てた苗を、全て手植えし、全て天日干ししたイセヒカリです。
農薬・除草剤と肥料(有機肥料・化学肥料いずれも)不使用のお米です。

今年は稲刈り時期に雨が続いたため、
はざがけした状態での天日干しが不十分だったお米があり、
台風の後の少ない晴れ間を利用して、
シートに広げての追加の天日干しを行っており、
出荷までお時間を頂戴しました。

天候に悩まされましたが、無事に収穫となりました。

問題なく、皆様にお召し上がりいただき、
楽しんでいただけるお米が収穫できました。
(但し、収量は昨年より少なめですので、販売できる量も少なめです。
 例年より早く完売が予想されます。どうぞご了承下さいませ。)

価格は昨年までと同じで販売いたします。

 平成29年 秋収穫のお米【イセヒカリ】 価格表

玄米
精白米
5kg
3,600
(¥720
3,960
(¥792
10kg
7,200
(¥720
7,920
(¥792
20kg
14,200
(¥710
15,640
(¥782
30kg
21,000
(¥700
23,160
(¥772
  ※( )内の価格は1kgあたりの価格です。

※籾1kg→玄米725g→精白米652g という精米時の減量割合を目安にして、

 価格に反映させています。
(同じ量の籾から精米した場合、白米は-35%、玄米は-27%)

※送料が別途かかります。
 

●送料の目安(およその目安です。)●

関東圏:5kg→1,100円 10kg→1,450円 20kg→1,900円
     30kg→ヤマト便にて約1,800円(到着日時の指定は出来ません。)
関西圏:5kg→1220円 10kg→1,560円 20kg→2,010円     
     30kg→ヤマト便にて約2,000円(到着日時の指定は出来ません。)

ヤマト運輸の宅急便でのお届けです。
30kgは、ヤマト運輸のヤマト便での発送となります。
ヤマト便は到着日時の指定が出来ませんのであらかじめご了承ください。

価格は30kgが一番お買い求めやすくなっています。
お知り合いと共同購入されるなど、なるべく30kg玄米でのご購入をおすすめいたします。

玄米でご購入後、ご自宅やお近くの精米所でお好みの搗き加減に精米することも可能です。
分搗き米や白米で召し上がる場合は、なるべくご自宅の精米機でその都度精米されると、
酸化も防げますし、さらに美味しく召し上がっていただけると思います。

お問い合わせ・ご注文は
彦星ファーム hikoboshi@hikoboshifarm.com


●ご購入にあたってのご案内●

・代金は後払いです。
 お米が到着しましたら、同封のご案内に記載のゆうちょ銀行口座に
 お振込をお願いいたします。

・彦星ファームのうるち米の栽培は全てイセヒカリです。
 その他の品種は栽培しておりません。


★ここから今年の稲作の様子をお伝えいたします。★

水苗代に種もみを降ろしたのは4月。
一粒万倍日の早朝です。 


5月は水位を調節しながら、苗代での育苗が続きます。
育苗は40日間です。
6月。いよいよ御田植え!
全て一本植え、そして手植えです。 
縦横共に、30cm間隔で植えていきます。

田植えが全て終わり、すぐに田の草取りが始まります。
7月は草取りと畦の草刈が続きます。




夏の日差しを浴び、ぐんぐん分けつしていく稲たち。


今年は夜遅くに水を見まわる日も多く、
ちょっと珍しい夜の田んぼの写真も・・・。


ある日の朝、稲の花が咲き、風の力で受粉します。

立派な大きな株に育ち、たわわに実った稲穂が美しい9月下旬。
水を切り、地面が乾くのを待ちます。 

今年は真夏は日照不足で不安な日々でした。
その後、9月下旬になり、急激に稲が色づきました。
例年より早めでしたが、稲に合わせて稲刈りの日程を定めました。
結果、10月に入り、二週間も連日の雨続きとなりましたが、
早めに刈り取りになったおかげで、田んぼでお米がダメになることもなく、
無事に米袋に納めることができました。

彦星ファームの稲たちは、水苗代で逞しく育った健康優良児ですので、


今年もしっかりと天気を読んでくれました。
無事に稔ってくれたことに感謝でいっぱいです。

例年よりも収量は少ないですが、良いお米に育ってくれたと思います。


10月に入りすぐのころ無事に稲刈り。

天日干しは、今年はお天気とにらめっこ。
場合によっては一旦脱穀をして袋に納めたのち、
晴れ間を見計って仕上げの天日干しを行いました。


4月から心をこめてお世話してきたイセヒカリ、今年も
皆様に楽しんで召し上がっていただけましたら幸いです。

10/04/2017

マコモダケ

今年もマコモダケの出荷が始まっています。
天候の影響で、本数がなかなかそろっていませんので、
例年通りに複数個所に出荷が出来ていません。

10月4日現在は、自由が丘の「自然栽培の仲間たち」さんに並んでいます。

自然栽培の仲間たちFacebookでは、
以前、私たちがお店に伺った時に、調子にお話しした
「マコモダケ 生で食べても めちゃ美味し」
(私達、畑での収穫作業の時に、時々生でマコモダケかじっちゃうんですよ。。。
 これが美味しいんですよ~。という食い意地の張ったお話。)
のことを書いて頂いております。

確かに採れたてのマコモダケは生でかじって、とっても美味♪

ですが私の経験上、これは採れたてのマコモダケに限る楽しみ方でして、
恐らく皆さんの御手許に届く時には少し時間が経っておりますので、
入手したマコモダケの様子を見て試してみてくださいね。

(生でおなか壊す・・・ということはありません。
 生でも美味しく食べられるかという点で、鮮度が大事です。
 サラダに使いたい場合、すこし水気がないマコモでしたら、
 スライスしたマコモをさっと湯がくだけで食味が良くなりますのでお試しくださいね。)

我が家では、

★キンピラ
★天ぷら
★炒め物(ホタテ貝と炒めるのがお気に入り。美味しい~~~。)
★マコモのつくね(マコモダケをすりおろしてツクネに。)
★マコモのポタージュ→記事はこちら

などなど、この時期はハネ出しのマコモダケを様々に調理して
楽しませていただいています。

旬の短いマコモダケ。
どうぞお楽しみください!

マコモ畑のカエル君。
なぜかカメラ目線・・・
どんなに近寄っても全然逃げず。

稲刈りを迎えて・・・

稲刈りと脱穀作業の真っ最中です。






長唄にも、♪黄金(こがね)の花咲く豊かな御世に~
というような文句のある曲がありまして、
まさに黄金の実りの光景がそこにあります。

田んぼを見渡す時に、綺麗に色づいた稲穂を眺めつつ、
何とも豊かな光景だなと感じます。



空模様と相談しながらの稲刈り。

 そして、はざがけして天日干し。

今年は、毎年お手伝いに参加して下さる方々に加えて、
田んぼ初体験の皆さまも加わって、みんなでワイワイ作業しました。
楽しかった♪

現在、天日干しの最中です。
雨の日もあって、そのたびにドキドキしつつも、
やはり天日干しのお米は最高に美味しい!!!

コンバインによる稲刈りはとても楽なのですが、
食いしん坊な私は天日干しのお米が食べたい・・・

今年も彦星ファームのお米は全て天日干しです。

間もなく、販売のお知らせをさせていただきます。

9/20/2017

もうすぐ稲刈り

台風による強い風と雨の影響で、田んぼがどうなるかと思いましたが、
逞しく育ってくれた稲たちのおかげで、殆ど株が倒れることもなく、
稲刈りを迎えることが出来そうです。

台風一過、素晴らしい青空でした。



気温もぐっと上がりましたので、夏の間、少々日照不足だった分、
せめて稲刈りの時までに、なるべく存分にお日様の光を浴びてほしいなと思います。


輝くお日様の光の中で、金色に輝く稲穂が本当に美しくて、
収穫間近の独特の緊張感はありつつも、こうして無事に育ってくれて、
心から感謝の気持ちと喜びが溢れます。







この日は台風の後の洗われたような澄んだ青空に、
お日様がいつにも増して力強く私たちを照らして下さる気がしました。

お米は光の結晶とも言われます。

収穫間近です。

9/15/2017

稲穂が黄金色に変わる時

彦星ファームの田んぼでは、今年の天候不順も無事に乗り越えてくれた
稲たちが逞しく育っています。

ここのところの秋晴れで、稲穂が黄金色に色づき始めました。
そろそろ田んぼへ引いていたお水を切る頃合いです。


「循環農法」の赤峰勝人さんの著書「人参から宇宙へ」との出会いによって、
私たちは稲作とのご縁を得ました。

農法云々というより、赤峰さんが説かれている「循環の法則」が
心底腑に落ちたからです。

一例を挙げますと、雑草は、その土地その土地に
必要な栄養素を補うものが生じ、
いずれその体が土に還ることによって土は豊かな状態を保つ。
つまり、雑草は自然界が生じさせてくれるもの。
赤峰さんは神草と呼んでおられます。

もちろん夏の草たちの勢いは、ものすごいものがありまして・・・

適宜手を入れねば作物がのまれてしまいますが、
しかし、その草たちにいつも感謝の気持ちが湧くのです。
私たちの田畑の土をこうして自然界はいつも豊かに保とうとして、
必要な草を発生させてくれる。

自然界の完璧な仕組みと神秘的な力に感動します。


田んぼを始めて以来、一度たりとも、肥料(化学肥料・有機肥料いずれも)、
除草剤、農薬を使用していませんが、稲は元氣に育ち、
毎年お米を稔らせてくれています。

今年も、徐々に稲穂が色づいていく様を見守りながら幸せがあふれます。





間もなく10月半ばには、伊勢の神宮で、今年の神嘗祭が行われます。
イセヒカリが生まれた神宮の御神田の様子が紹介されています。
17分くらいの動画ですので、稲作に関心がある方は是非ご覧になって下さい。


伊勢神宮オフィシャルWEBサイト http://www.isejingu.or.jp/ より

古来、「豊葦原の瑞穂の国」と呼ばれる日本の国は、水に恵まれ稲が立派に稔る国を意味します。私たち日本人にとって、お米は単なる食料としてだけではなく、神と人とを結ぶお供え物でもあります。 「伊勢神宮」では御鎮座以来2000年にわたり、稲が芽吹き、そして稔るという稲作の周期と共に、お祭りが行われ、その中で天照大御神のご神徳をたたえ、ご神恩に感謝し、「国安かれ、民安かれ」と、国家の隆昌と国民の幸せをお祈りしています。日々の祭、年ごとの祭、20年に一度の式年遷宮。神宮では神への祈りと感謝を込めてお祭りが繰り返されてきたのです。 めぐりゆく美しい季節の中、あらゆるものの中に八百万の神の存在を感じてきた日本人。みなさまは今、「伊勢神宮」に何を感じますか。

8/13/2017

神秘。。。出穂が始まりました

今年の山梨県は、梅雨の間にほとんどまとまった雨が降らず、
今頃になって、連日の曇り空と雨模様・・・
稲たちの顔色を見ながら、少しばかり心配な今日この頃です。

さて。
そんな中、ついに、出穂が始まる気配です。
田んぼの中で一、二本ですが、出穂し始めました。


分かりにくいかもしれませんが、写真のように
真ん中のふっくらしたところの中に穂がうっすらと見えるようになります。


少しすると、このように、穂が出ます。

これはまだ途中の様子。

全体的にはまだ、出穂真っ盛りという風でもありませんが、
稲の株の姿カタチは、少し前から出穂しそうな様子になっていましたので、
そろそろかなと思っていました。

天候不順ではありますが、何とか頑張って稔って欲しいと願っています。

バッタ君も幸せそうに暮らしています。

無農薬・無肥料でも、こうして稲たちは元氣に育ちます。
しかも、病気になったり、虫にやられたということも全くありません。
多少、その年の気候で育ち具合に大小は生じますが、
それでも十分な稔を毎年いただけています。

何よりも稲が本来持っている強さ、逞しさ、そして、
神々しいまでの生命力のなせる業だと思います。

私たちの日本国は、神代の昔から、主食を米とし、
米を作る人々を国のオオミタカラとして大切にしてきた国だそうです。

まずは自分たちが食べるお米の一部だけでも、
育てていきませんか!?

そして、何よりも、お米を感謝と共に、沢山食べて、元氣いっぱい、
この得難きを得た人生の一日一日を存分に生きましょう!!

お米はその命を丸ごと私たちに捧げてくれ、私たちの体に入り、
命の源として力をくれます。
有難いことですね。

そろそろ、田んぼの中には入れなくなります。
歩き回って根を傷つけた時に、出穂の後は回復が難しいそうです。
畦の草刈は適宜行います。

出穂の時期は、日々、目まぐるしく稲の様子が変化し、
本当に神秘的な光景が繰り広げられます。
花も、受粉も、本当に私たちには及びもつかない仕組みです。

毎年、この感動が薄れることはありません。
お米を育てていて本当に良かったと思います。

7/22/2017

田の草取りが終わり、畦の草刈が真っ盛り。

前回の記事から時間が空いてしまい、申し訳ありません。

多くの皆さまのご協力をいただきまして、
今年も無事に田植えが完了いたしました。

梅雨が明け、いよいよ盛夏。
日中は農作業には不向きです。

田の草取りも概ね済んで、畦の草刈ばかりが続いています。
畦の草刈は男性向きなので、男性に全部お任せして、
どんどん美しくなっていく田んぼに目を見張る毎日です。


今年も、元気な苗を育んでくれた苗代・・・
傍らに立ち、心からの感謝があふれます!!
ありがとう!!!


 沢山の苗が田んぼへと旅立ち、すくすくと育っています。


ちょっと珍しい(?)夜の田んぼの写真ですが、
随分と大きな株に分けつ中の様子、お分かりいただけますか?


ちなみに、植えた直後はこんな具合↓でした。


一体いつの間にこんなに分けつするのか、
夜なのか、それとも昼に伸びているのか・・・

丑満時に伸びるのだという説もありますが、
毎年、稲のこの成長ぶりには驚かされます。

4月の末に種籾を降ろした時は、
小さな一粒一粒のお米だったのに、たった3ヶ月でこの勢い!

生命の力強さをひしひしと感じさせてくれます。
こんなものすごい稲に稔るお米を主食とする日本。
有難いことです。

日本人として、お米を育てるという経験が出来たことは、
私にとっては大きな宝物として魂に刻まれていると思います。

お米という収穫物だけでなく、本当に多くのことを学ばせて頂いています。


★おまけ★
田んぼの一角に、春先に頂戴したハスを植えました。
お花、次々に咲いています♪
大変美しいです。
感動♪

・・・レンコンも、楽しみです。
(花より団子???いえ。ちゃんとお花も愛でておりまする。)

6/20/2017

あと、一枚!!!

お田植えも、あと田んぼ一枚!!というところまで進んで参りました~。

一年で今は最もキツイ時期です。

同時進行で、マイ田んぼ組の皆さんは、
田植えが早かった方から田の草取りが始まっています。

ゴロゴロと田転がしを上下左右にかけていきます。

しばらくすると、田の草(いわゆる雑草)がドバっと浮いてきます。
ゴッソリ。

草を浮かせた後は、排水個所でなるべくキャッチ。
もしくは浮いたままの草はそのまま自然に枯れるまで
ぷかぷかと浮かせておくことになります。

ここでうっかり田んぼの水位を落とすようなことになると、
一度除草した苦労は水の泡です。

3日ほどは、せっせと田んぼに通って、水位を死守せねばなりません。

がんばります!!!


6/12/2017

御田植え真っ最中

御田植え真っ最中。
体力気力ともに、日が沈む頃には空っぽになる毎日です(笑)


初日にはお米・お塩・御神酒をお供えし、
田作りのかみさまにご挨拶を致しました。

毎年、同じように御田植えの日はやってきますが、
まだ何も植えられていない、まっさらな田の水面に相対して、
身の引き締まる思いになります。

御田植えが出来ることへの深い感謝をささげると共に、豊作を願いました。


始めに行うのは、苗を水苗代から引く作業です。
一本ずつ、丁寧に、根っこに絡まりつく雑草は洗って取り除きながら、
苗を引いて束を作っていきます。

水苗代での育苗なので、写真の通り根がしっかり張っていて
かなりの長さとボリューム感があります。

ご年配の方は、この苗の束を一目見て、
「ありゃ~。これは昔の苗だねぇ~。」と
懐かしそうに眺めていらっしゃいました。


さて。

この作業は、完全に女性の出番でして、
大抵の男性はあまり得意ではない・・・というより、
むしろ苦手&大嫌いな作業のようです(笑)

例年、苗代で女性何人かで苗取りが始まると、
自然におしゃべりに花が咲き、楽しく賑やかです。
今年も苗を引きながら大爆笑!!!

年齢層も立場も様々ですので、話の幅も広く、性格も様々。
人生勉強になる時間でもあります。
苗代でのおしゃべりタイムは楽しみです♪

時々男性陣からは、「口でなく手を動かせ~」などと言われますが、
おしゃべりしながらもしっかり手は動いているのが女性でして、
生き物の違いというのは面白いなと思います。

田んぼでは、男尊女卑でも男女同権でもなく、
お互いの特性と得意分野を尊重し合った、
私の思うところの「男女の健全な共同作業」が展開されます。
 
これも、とても日本的だなと感じます。

畦の草刈や水田除草機をガシガシかけ続けたり、
重いコメ俵を運ぶなどは、女性には向きませんし、
男性がいてくれて本当に有難いのです。

お互いに特性が違って良かったと感謝します。


彦星ファームでは、もう何回もファームの田んぼでの田植えに
関わって下さるベテラン組の皆様に加え、
今年は新たに御田植えに挑戦された皆様方も・・・。

ワイワイと大人数での作業で、大きい田んぼもアッと言う間に完了しました。

連日、天候にも恵まれ、暗くなるまで作業が続いております。 
こちらは無事に田植えの終わった田んぼ。
ツンツンと細いのが一本植えの稲の苗です。


 お月様が昇り、綺麗な月明かりの下で、水位の調節が続きます。

気づけばもう六月も十日を過ぎており、ビックリしています。
田植え以外、殆ど何も出来なかったこの二週間。
関わって下さった皆様のおかげで、何とかここまで来ることができました。
有難うございます!!

しかし、まだまだ田植えは続いています。
引き続き、頑張ります!!!