3/18/2014

どじょう君

土日は、大雪のために遅れに遅れていた田んぼの畔の補修を行いました。
スコップと鍬で行う地味な土木作業ですが、畔は水田の水を抱きかかえて稲を育んでくれる大切な場所なので、気合が入ります。

畔の部分がコンクリートになっている田んぼも多く見受けられますが、結局のところ、昔ながらの畔塗りをする方がトータルで見ると管理しやすく効率が良いように思います。

そして、その作業中、どじょうを3匹、発見しました~。
どじょう君はもはや絶滅の危機とまで言われる貴重な田んぼの生き物です。
自分の田んぼに住んでいてくれるなんて、本当にうれしい気持ちになりました。
これからも農薬・化学肥料という名の”毒薬”は使わず、どじょう君も幸せに暮らせる田んぼでお米を育てていきたいものです。

いつか日本中の田んぼがそうなるといいですね!!

3/04/2014

雪のあとに

昨日の御雛祭り、皆様はどのようにお過ごしになりましたか?
お百姓しごとに携わるようになって、すっかり旧暦でのサイクルになじんでしまったためか、我が家は4月2日の旧暦の雛祭りの方が、しっくりくるような気がして、昨日は何もせず勝手にお祭りデーを延期してしまいました。

4月2日の時には、何か雛祭りのお料理を楽しみたいと思います。
昨日お祝いされた皆さんも、もう一度、4月の雛祭りもやってみませんか?

さて。
大雪で真っ白な雪に覆われていた小麦畑では、青々した小麦たちが元気な様子を見せてくれました!どうなっているかなと、ちょっぴり気になって、元気でいてくれますようにと祈っていたのですが、たくましい彼らに心配は無用だったようです。




 ちょっとだけですが、背丈も伸びている!!
そして、畝間には春の雑草たちが元気に芽を出してきています。
力強いそんな姿を眺めつつ、いよいよ春だよ!と言われている気がして、こちらの方も「田畑しごとモード」になってきます。
(やること・大変なことがいっぱい・・・でもちょっと嬉しい、妙な気分ですね。)

 土が乾いたら、草取りや土寄せなどの小麦のお世話に取り掛かろうと思っています。



 寒いけれど、美しい冬の夕方。
あと少しで春分の日です。春はもうすくそこですね!

体も春に向けてどんどん開いてくる時期。

春になると私たちを楽しませてくれる山菜は、この「身体を開く」というパワーがとっても強いんだそうです。
自然の恵みの完璧さというのは本当にすごいですね。

今年も春の恵みを戴くのが楽しみです。