5/22/2015

タカキビ 発芽し始めました。

畑に播種したタカキビが芽を出し始めました。

あと少し、大きくなってきたら間引きをします。
ポットで苗を作ってから植える方が多いようですが、
私たちは今年は種を直接畑に降ろしました。




 今日は不思議な雲が沢山、空に浮かんでいました。







水苗代の稲の苗も、ここ数日でまたググっと大きく伸びたように感じます。


ここ二日ほど、この辺りは急に冷え込んで、田んぼに植えた苗が
寒さに当たってすっかり白くなってしまったところもあったようです。
が、幸いファームの苗代の苗は元気いっぱい!!

いよいよ田んぼのマコモ(真菰)も根付いて、分けつが始まりました。
日も長くなり、作業も目白押し。
田植えに向けて、一つ一つ、丁寧に準備をしていきたいと思います。










5/18/2015

御田植えまで半月を切りました。

いよいよ、御田植えの始まりまで半月を切りました。

雑穀の種蒔きと並行して、水苗代での育苗と、田植えの準備が進んでいます。
今日から、田植えが比較的早目の田んぼは水を張り始めました。
畦塗りも同時にスタート。

相変わらず、たゆまぬ全身運動&汗だくの日々です。
毎日エクササイズ!!ご飯が5倍美味しい!!幸せ!!
(と、言い聞かせて何とか頑張るワタシm_m)

夜も九時を過ぎると布団へゴー。
この季節は毎日、小学校の運動会や遠足の日のような感じです。
パタンキュウです。

鳥よけネットを外しました。


 元氣に育ってくれています。


取り外したネットに一本、苗がくっついてきてしまいました。
大切に、苗代に植えなおしましたが、その前にせっかくなので写真を撮りました。

種蒔きから約20日。
ちょうど、3葉まで育っています。
根元の一枚の葉は、茎にくっついてしまっていて、
写真では良く見えませんが、葉っぱは三枚あります。
5.5葉になったら御田植えです。

循環農法の赤峰さんのお話によると、稲は5.5葉の頃になると、
人で言うところの高校生くらいの意識まで成長しているのだそうです。

つまり、田んぼに独り立ちさせても大丈夫な頃合いということのようです。
その年の気候や台風の到来などを感じ取って、出穂のタイミングなども
見極められるのだそうです。

ちなみに、この育苗の段階で化学肥料や農薬を使用してしまうと・・・
残念ながら、稲の意識も狂ってしまうそうです。

やはり、育苗は大切。
その年の稲の元氣な成長は、育苗にかかっているなと、気が引き締まる思いです。




5/11/2015

水苗代での苗たち

水苗代に種が蒔かれると、朝夕、多い時には昼も様子を見に通います。

昨日も一日の農作業を終えた夕方、苗代の水位と、苗の顔を見に苗代へ・・・
(今年も、マコモは概ね作付けが終わりました!
 ここ数日は連日雑穀の種蒔きが中心です。)






だいぶ背丈が伸びてきました♪
発芽していったん水位を落としましたが、
その後、成長に合わせて水位を上げていますので、
5センチは超えているかと思います。
(写真だと分かりにくいですね・・・)

日に日に、苗床の上が綺麗な若葉色になっていくので、成長ぶりが伝わってきます。
苗が順調に育ってくれているのは本当に有難く嬉しいことです。

田植えまで一ヵ月を切りました。
田んぼの準備も進めつつ、元氣な苗を育てることに注力します。





今日も、一日私たちを照らしてくださったお日様に感謝しながら・・・
とてもきれいな夕日でした。

5/01/2015

水苗代への種降ろし

4月30日は一粒万倍日でした。
無事に、いつもよりも早起きし、種を苗代に蒔くことができました。
水苗代に稲の種籾を蒔くのは、風のない穏やかな早朝に行います。
水面が風で大きく波立ったりすると、安定しないとうまくいきませんし、
感覚的にも、早朝の日の出の頃の特別な氣が満ちるように感じる時間帯が
一番適しているようにも感じています。

 まだまだ未熟者の私たちの籾蒔きはあまり参考になりませんが、
1cmに一粒が目標と、先輩方からは伺っています。


水面から静かに種もみをまいていきます。
種籾は、3~5日ほど、浸水して、発芽し始めています。



余談ですが、水を初めて田んぼに引く時や、水苗代への種降ろしの日は、
お米を作る百姓にとって、大切な、そして特別なタイミングです。
必ず、お神酒・お塩・お米を田んぼの神様にお供えしてから作業します。


上の写真では、竹で作った棒で鳥よけネットを張る作業をしています。


全ての苗床に鳥よけネットを張り終え、苗代の作業は完了です。


ネットは、水の循環を妨げない大きさの網目が良いと思います。
あまりにも細かい目ですと、目が詰まったりして、苗代の稲のもとに
新鮮な水が廻らなくなりがちですので、注意が必要です。

鳥よけには水面に黒い糸を張り巡らせておくという方法もあるようですが、
私たちは、苗床の数も多いので、毎年このネットを使っています。
(苗床が一枚の方は、黒い糸でも十分のようです。)

初めての年は、違う種類のネットも使っていました。
網の太さが細めで、網の目もわずかに小さかったからか、
色が薄い緑色で目立たなかったせいか、
そちらのネットにはヘビ君が度々引っかかり、
ギャーギャー言いながらネットから救出する羽目になったので、
今使っている種類のネットに落ち着きました。


こんな状態に。。。。↓
(マムシではなく、ヤマカガシ。思い出したくない。毒蛇です。)


発芽時期を無事に過ぎて、苗がある程度大きくなってきたら、ネットは不要になります。

これから約40日間、水位と水温に注意しながら、苗を育てていきます。
お天気にも恵まれ、今年も感謝でいっぱいの種蒔きとなりました。

昨年秋に田んぼに稔ってくれたお米たちを、またこうして土に降ろすことが出来、
言葉にできない思いです。

元氣いっぱいに育ってくれるよう、願っています。