12/30/2015

2015年、心からの感謝を申し上げます。

いよいよ明日は大晦日。
今日は、神棚の大掃除をし、年神さまをお迎えするための松を飾りました。

榊も新しくし、紅白の水引で飾った松を、神棚にも・・・
初詣で、神宮大麻はじめお札をいただいて神棚にお供えします。


ちなみに、この辺りの地域では、九と苦をかけて、苦餅となるのを忌み嫌い、
餅つきや松飾は29日を避ける方が多いのだそうです。

我が家も地域の風習に習い、29日を避けて、松飾をしました。


おせち料理や門松など、ともすれば手間暇を惜しんで、ついないがしろにしてしまうことも
ありましたが、お米を作るようになってからは、神棚をお祀りすることや、
季節季節の行事もまた一段と大切に感じられるようになりました。

明日は、ささやかですがおせち料理を作ります。
おせち作りベテランの大先輩のお宅で、今年もおせち料理見習い、頑張ってまいります!


皆さまにとって、平成27年はどんな一年だったでしょうか?

私たちは、今年も田畑でのハプニングはもちろんありましたが、
何より、天候不順の中、作物たちが本当に頑張ってくれて、
無事に多くの稔りを頂くことが出来たということ、そして、
彦星ファームを暖かく応援いただきました皆様に、感謝でいっぱいです。

本当にありがとうございました。

今年は、特に、天候不順によって不安になりかけたことが多々ありました。
残念なことに多くの地域で、不作だったというようなニュースも耳にしました。

水にもお日様にも恵まれることが当たり前では決してないこと、
米がとれて当たり前、もっと言えば食べ物があって当たり前ではないのだということ・・・
感謝を忘れてしまいがちな、天の恵みと自然の恵みにもう一度深く深く感謝せよと
日本の八百万の神様から戒められているように感じた一年でもありました。

来年もまたお天道様にお任せしながら、日々の大きな自然の恵みに感謝し、
天に身をゆだねて毎日のしごとに精を出したいと思います。

皆様にとりましても、新年が稔り多き素晴らしい一年となりますことを
心よりお祈りいたしております。

一年間、本当にありがとうございました。
良いお年を・・・・

12/16/2015

寒さよありがとう!?保存食作りシーズン

今年は山梨県でも秋から初冬にかけて異常に暖かかったために、
干し柿の名高い産地のプロの方々をもってしてもうまく作れなかった事例が続出したと
伺いました。

我が家では、約一名、干し柿イノチ!!!という干し柿大好き人間がおりまして、
時期になると夜な夜な干し柿作りにいそしみ、物干し竿のほとんどのスペースが
干し柿に占拠されることになるのですが、残念なことに、
夜中にせっせと皮を剥いて干した柿たちの半分以上にカビが発生し、
処分する有様になってしまいました。

残念!!!

有難いことに、この悪条件の中持ちこたえてくれた
現在まだお日様に干している干し柿↑


私も寒いよりは暖かい方が好きですが、やはり冬の寒さと乾燥の恩恵というものもあり、
そのすべてを完全受容したうえで、抵抗せず、寒さを活かし、むしろその特性を活用して
保存食を作って暮らしてきたご先祖様たちへの尊敬と敬意を抱かずにいられません。

そして日本に伝わる、豊か&無理・無駄がない&賢い暮らし方に
感心せずにはいられない今日この頃です。

さて。

この季節はこの寒さと乾燥を活かして、切干大根やお漬物を作る時期です!
冬の野菜が少なくなる時期も切干大根とお漬物、それにお米とお味噌があればバッチリ♪
日本の伝統食はシンプルですが、その季節その季節で自然が与えてくれるものを
順番に頂いていくという四季に恵まれた場所故の本当の贅沢です。





ほんのわずかなスペースでも、切干大根は誰にでも作れますよ!!
切って、お日様に干すだけです♪

また、スペースがないから漬物まではなかなか作れないな・・・と諦めることなかれ!
昨年まで、私もずいぶん苦労しましたが、今は小さな容器での高菜漬けとたくあん漬けに
挑戦しています。
冷蔵庫でできる「ぬか床」もありますし、工夫次第で、賃貸住宅でも小さな台所でも、
お漬物のある毎日は実現します。

美味しい海塩で付けた漬物は、ニッポンの気候風土と日本人の身体に欠かせない元氣の元!
発酵の力も加わって 漬物はもう本当に私達日本人にとってのスーパーフードの一つだと
体感しています。

なかなかホンモノの漬物がないので、自作するしかない現状ではありますが、
これもチャンスと考え、家族みんなの体に、発酵パワーが満ち満ちる様を思い浮かべつつ、
ワクワクしながらお漬物を漬けていきたいなと思います。


人種が違えば、体の構造も違うのは当たり前。
色々とやってみましたが、海外発の栄養成分重視の栄養学に基づいた食事の仕方よりも、
私には、先人たちの知恵と経験の結晶に裏付けされた、伝統的な和食が合っているようです。

お米と雑穀、お味噌汁、漬物、いわゆる一汁一菜、一汁三菜がベースです。
甘味はお米と麹で発酵させた、これまた伝統食の一つ、甘酒オンリー。
我が家には砂糖や甘味料が甘酒以外に無い状態が結構続いています。

しかし、食べ物に対してなんの欠乏感もなく、我慢もない、心底満ち足りている毎日です。
一切の我慢無し!!!
もともと夫婦そろって食いしん坊、美味しいものに目がありません。
(その食いしん坊パワーが、日々の農作業へと私たちをいざないます・・・
 ありがとう、私の食欲。)

その満ち足り感の元になっているものの一つが漬物だと体感しています。
もう、漬物、最高!!

漬物については、何冊か参考にしてきましたが、一冊選ぶとするとコチラの本。


保管場所がなく、台所が小さい現代の住宅事情であっても、冷蔵庫に入るような
ホーローの角容器でできる本格たくあんの作り方など、無理なく出来る漬物づくりに
とても参考になります。

この時期は切干大根やお漬物を仕込みながら、「寒いけれど寒さよありがとう!」と
寒さも楽しんでみてはいかがでしょうか?

冬には冬ならではの、特別な楽しみ方があるものですね♪

12/15/2015

玄米餅ともち米

いよいよ12月も中ほどになり、年越しに向けてあわただしくなってきますね。
ブログでのお知らせが遅くなってしまいましたが、
今年も年末年始に合わせて、自然栽培のもち米・玄米餅を販売しております。

加工費が値上がりした関係で、玄米餅の販売価格が昨年と変わっておりますが
どうぞご理解、ご容赦頂ければ幸いです。

 今回加工分は、お正月に合わせて、平成28年1月10日までの賞味期限です。

★彦星ファームの玄米餅 六枚切り→690円
★彦星ファームの玄米餅 八枚切り→880円

直売の他、山梨県内では、JA農産物直売所よってけし韮崎店・響きが丘店 にて店頭販売中。
東京都内では江古田の自然食品店「味穂」さんにてお取扱いいただいています。

hikoboshi★hikoboshifarm.com(★→@に変えて送信してください)
Facebookのメッセージからもご注文頂けます。

もち米は直売のみとなっております。
お正月にお餅を搗く方、おこわなどに使われる方は、こちらをお求めください。
ご希望の方は、こちらも残りがわずかとなっておりますので、
お早めにご連絡下さいませ。

 ★自然栽培・手植え天日干しの”もち米”
   白米 一キロ900円
   玄米 一キロ880円 

 ※別途送料が発生します。
  山梨県内の方は、可能な限り直接お渡ししたいと考えております。
  どうぞお気軽にご相談下さい。

もち米は、イセヒカリと同じく、水苗代に種もみを降ろして育苗し、
一本ずつ手で引き、手植えしました。
稲刈りはバインダーで刈り取り、天日干ししました。

農薬・除草剤、化学肥料や有機肥料等の肥料も一切使用していません。
また、今年より、地域に長いこと伝わってきた「もち米」の種籾を受け継ぐことができました。
いつも若輩者の私たちを暖かく見守り、多くの知恵を下さっている80代の百姓大先輩の
おじいちゃまから、大切な種もみをお譲りいただきました。

少々育てるのに苦心する品種とのことで、機械を使うのに向かないこともあり、
皆さん作るのをやめてしまっているのだそうですが、
とても美味しいので、そこのお家では今でも毎年育てていらっしゃったそうです。

初年度で種籾が限られていましたので、今年はあまり量がありません。
来年以降も、この種を大切に育てていきたいと思っております。

(実は私たちの田んぼでも、稲刈りの時にバインダーがこのもち米に対応できず、
 殆ど全て手刈になってしまいました。く、苦労しました(泣)
 
 来年は田植えのタイミングなど、また工夫を重ねてみたいと思っています。
 少々の苦労があっても、美味しい~~♪という感動には代えられません!!!
 →・・・食いしん坊、ここに極まれりですね・・・w_w トホホ。)


12/04/2015

平成27年度(2015年)収穫のお米 完売御礼

いよいよ冬らしくなってきました。
富士山、そして八ヶ岳や鳳凰三山も雪化粧・・・
冷え込みは厳しくなりますが、冬野菜が一段と美味しい季節でもあります。

さて。
今年の秋収穫のお米、イセヒカリが完売いたしました。
 ご縁を頂きました皆様に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。

また、玄米餅につきましては、間もなく販売を開始いたします。
年越しに向けて、また来る新年のお正月にお召し上がりいただけるよう、
一月中旬までの賞味期限となるように販売を予定しております。

今しばらくお待ちくださいませ。
ご予約は本日より、随時受付いたします。

Eメール:info★hikoboshifarm.com(★を@に変えて送信してください。)
もしくは彦星ファームFacebookからでもご予約いただけます。



11/28/2015

小麦、発芽しました。

少し前に種蒔きを終えていた小麦。
無事に芽を出し、周りがどんどんと冬の色に変化する中、
鮮やかな緑色で畑を彩ってくれています。
葉っぱの先の朝露がキラキラと光って、もう眺めているだけでウットリ。



ちょうど、今年の初夏に収穫した小麦の一部で「麺」を作ったばかり。

その小麦の他の一部は、こうして畑に戻って・・・命のバトンタッチです。

穀物は、実る種が本当に沢山、一粒の種が何百粒、何千粒にもなりますから、
主食として頂くのにふさわしいと体感しています。
野菜だと、特にこの季節、人参や大根は、根っこを頂くので、
一本引っこ抜くたびに、これで丸ごとイノチを頂いているな~と実感するのです。

夏野菜は、本体は元気にそこに生きていて、実ったトマトやナスの実の部分だけを
いただいて収穫するのでまだ良いのですが、根菜はもうその子を丸ごと引き抜くので、
彼らの命を頂いて、そして今日を送っている自分に、
「ちゃんと楽しくイキイキと今日を満喫するのだぞ~」と言いながら感謝して
お料理させていただいています。
彼らの命を頂いているのですから、不満やら不完全燃焼な一日は失礼にあたるような
気がして、とにかく今日も完全燃焼!!

秋冬は、そういう意味でもああ~命を頂いている!!と実感しまくる季節でもあります。
「丸ごと引っこ抜く」系の野菜=根菜が旬になるせいですね。
(人参・大根・カブなどなどの根っこ族です。)

種を次の季節に繋いで、また彼らのお世話をすることで、
食事としてイノチをいただく彼らとも、ともに生きることが出来るような気がするわけですが、
米や雑穀、小麦は、とにかく一粒の種が万倍になる生き物!!
種に対しての実りがものすごい量になるわけです。
そして、その種そのものを頂くのが穀物です。


もしも穀物の持つ使命があるとすれば、この「一粒万倍」の種そのものを頂くというところに、
主食を担う要素があるののかもしれないなと、そんなことを思います。

種と種の実り方を通して、穀物への深い深い感謝を感じる今日この頃です。
もちろん、お野菜たちも・・・

私たちの今日を支えてくれた、沢山のイノチに感謝したいですね。
そして、心をこめて「頂きます、御馳走さま」を言いたいものです。

地粉「麺」。日本のうどんですが、パスタとしても・・・

先日より、新しく彦星ファームの農産物加工品に加わった「麺」。
ファームの農薬・除草剤・肥料不使用で栽培し、天日干しした小麦粉で作った
全粒粉の乾麺です。

おかげさまで、ご好評いただいております。

うどんとしてお召し上がりいただくのが基本の使い方ではありますが、
我が家では、これをパスタとしても美味しく頂いています。

今回は、七味を使って”大根葉とモチアワのペペロンチーノ風”に仕上げました。

乾麺は固めに茹でて、一旦水で締めたものを使うことでよりパスタな食感を楽しめます。

モチアワは、つぶつぶレシピの一つ、モチアワチーズとして麺に絡めました。
これが本当に美味しい♪
モチアワは、貧血を予防したり、おっぱいの出を良くするということで
昔は日本でも出産時や出産後に大活躍する雑穀だったそうです。
女性にとっては得に頼もしい雑穀です。

簡単に、レシピをご紹介しますね!

①ナタネ油にニンニクをスライスしたものを入れてじっくりゆっくり、
 香りが立つまで炒める。
②刻んだ大根葉を加えてサッと炒める。
③炊いておいたモチアワチーズ(※)をお好みの量加え、塩で味を調える。
④茹でて水で締めた「麺」を加えて、全体を絡めながら炒める。
⑤最後に、お好みで七味をかける。

※モチアワチーズの作り方
 モチアワ1カップ、水3カップ、塩小さじ1/2+塩小さじ1
1、モチアワは洗って目の細かいざるにあげ水を切る。
2、鍋に分量の水を沸騰させ、塩小さじ1/2と「1」のモチアワを入れて、
  木べらで良く混ぜながら強火で煮る。
3、モチアワが水を十分に吸って、木べらの後がスジになって残るようになったら、
  ふたをしてとろ火で15分炊く。このときクッキングマットがあるとよりgood
4、炊きあがったら火からおろして塩小さじ1を加え、さっと混ぜてふたをして
  10分蒸らす。
  10分経ったら、風を入れて出来上がり。
~大谷ゆみこさんの「つぶつぶ雑穀パスタ」を是非ご参照ください。~

モチアワチーズは、たまたま冷蔵庫に作り置きがあって入れてしまったのですが、
モチアワ無しのシンプルなペペロンチーノも美味しかったです。
(写真が無くてすみません・・・)

また、大根葉の代わりに、長ネギや小松菜などでも代用できます。
あれば、ナッツなどを最後に少々加えても美味しさが広がりますよ!

ニッポンの地粉で作った「麺」。
うどん以外にも、是非、幅広く楽しんで頂けましたら嬉しいです。

11/17/2015

無農薬・無肥料栽培小麦粉の「麺」 作りました。

雨続きで蒔くタイミングに苦心しましたが、
今年も小麦の種蒔きがようやく終わり、ほっとしています。

この度、彦星ファームの小麦粉(地粉)100%で、「麺」を作りました。
全粒粉のうどん、新しい彦星ファームの加工品です。

彦星ファームの小麦粉はいわゆる昔ながらの地粉で、中力粉です。
農薬・除草剤、また化学肥料・有機肥料などの一切の肥料を使わずに栽培し、
全て天日干しによる自然乾燥の小麦粉です。

ゆで時間は固めがお好みの方やパスタで使う場合は6分程度~、通常は8~10分です。

 
彦星ファームの「麺」 250g ¥500

平打ちの太麺で、
 ①茹でて水で締めてから冷たいざるうどんに・・・
 ②茹でて水で締めてからお湯に通して、温うどんに・・・
 ③煮込みうどんや鍋に入れるほか、釜揚げうどんに・・・

など、どれも地粉ならではのもちもちうどんを楽しめます。

その他に、フェットチーネ風パスタ麺としても使えます。

 ※こちらは我が家で試しに作ったパスタ
  大谷ゆみこさんの「もちきびカルボナーラ」を、自家製のこの「麺」で作ってみました。
  茹で上がったら、菜種油を少々絡めておくと良いと思います♪
  これで、どうしてもパスタを欲した時も、国産のしかも地粉の麺でお料理できる!と
  嬉しくなりました。

冷たいうどんも、暖かいおつゆのうどんも、釜揚げも、全てお試しに頂いたのですが、
どの調理法でも、美味しく頂くことができました。

現在の在庫分は、賞味期限が平成28年10月31日までとなっております。
どうぞニッポンの地粉で作った全粒粉のうどん「麺」の、優しく滋味あふれる味わいを
日々の食卓に取り入れていただけましたら嬉しいです。


ご注文・お問い合わせは、
彦星ファームhikoboshi@hikoboshifarm.com まで

Facebookからもお問い合わせ・ご注文を頂けます。
 彦星ファームFacebook https://www.facebook.com/hikoboshifarm


 

11/01/2015

マコモタケ出荷終了のお知らせと、皆さまへの御礼

マコモタケの販売を終了いたしました。
今年は昨年以上に多くの皆様にお届けすることができ、
短いながらも、初秋の旬の味を楽しんでいただけて、幸せを感じております。

お買い上げ頂きました皆様、本当にありがとうございました。
また来年、心をこめてお世話していきたいと思いますので
どうぞ宜しくお願いいたします。


先日、いつも暖かく応援くださる有難い存在、Sさんより、
心をこめて作って下さった素敵な切り絵の作品を頂戴いたしました。





この小さな写真ではイマイチ迫力に欠けますが、本物の方は本当に素晴らしい作品です!
大黒様が米俵の上で優しく微笑まれています。

(しかし、何という細かさ・・・。背景の麻の葉模様は私も大好きな古典柄です。)

作品のすごさはもちろんのこと、私たちにとっては、この収穫の時期に、
突如目の前に現れた米俵の上で微笑まれる大黒様のお姿と、
これを長い時間をかけて作って下さった方の暖かいお心が胸に沁み、
言葉にならない感動を味わいました。
そして、作業続きで疲れた心身に力がみなぎるような気が致しました。
Sさん、本当にありがとうございます!!!!!

初穂をお供えした神棚のすぐの場所に飾り、朝な夕なに感謝をささげています。

また、お米の最後の一束の脱穀を終え、米袋にすべてのお米が収まった瞬間、
今年も春から私たちを支えて下さった多くの皆様に、感謝でいっぱいになりました。

この場をお借りして、心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

今後も、未熟ながら精進してまいります。
どうぞ彦星ファームを宜しくご指導くださいませ。

感謝

10/20/2015

2015年秋収穫 新米の販売について

御問合せを頂いておりました皆様、大変お待たせいたしました。

平成27年(2015年)秋に収穫いたしましたお米の販売を始めさせていただきます。
品種はイセヒカリです。

 こちらは5kg袋です。
5kg、10kg、30kgいずれもこの米袋でのお届けとなります。





彦星ファームでは、農薬・除草剤・化学肥料は一切不使用、
また有機肥料等の肥料も一切使用しておりません。
手植え、はざがけによる天日干しのお米です。

価格は昨年と同じ、表の通りです。



玄米
五分搗き米
精白米
5kg
3,600
(¥720
3,780
(¥756
3,960
(¥792
10kg
7,200
(¥720
7,560
(¥756
7,920
(¥792
20kg
14,200
(¥710
14,920
(¥746
15,640
(¥782
30kg
21,000
(¥700
22,080
(¥736
23,160
(¥772

  
( )内の価格は1kgあたりの価格です。
※籾1kg→玄米725g→精白米652g という精米時の減量割合を目安にして、
 価格に反映させています。
(同じ量の籾から精米した場合、白米は-35%、玄米は-27%)

※送料が別途かかります。
 




●送料の目安●
関東圏:5kg→800円 10kg→1,030円 20kg→1,460円
     30kg→ヤマト便にて約1,500円(到着日時の指定は出来ません。)
関西圏:5kg→970円 10kg→1,180円 20kg→1,620円     
     30kg→ヤマト便にて約1,700円(到着日時の指定は出来ません。)

5kg~20kgは郵便局のゆうパックで発送いたします。
30kgは、ヤマト運輸のヤマト便での発送となります。
ヤマト便は到着日時の指定が出来ませんのであらかじめご了承ください。

価格は30kgが一番お買い求めやすくなっています。
お知り合いと共同購入されるなど、なるべく30kg玄米でのご購入をおすすめいたします。

玄米でご購入後、ご自宅やお近くの精米所でお好みの搗き加減に精米することも可能です。
分搗き米や白米で召し上がる場合は、なるべくご自宅の精米機でその都度精米されると、
酸化も防げますし、さらに美味しく召し上がっていただけると思います。

お問い合わせ・ご注文は
彦星ファーム hikoboshi@hikoboshifarm.com


ここから、”彦星ファームのお米が育つまで”の様子をご紹介いたします。
 
4月末から、昔ながらの水苗代で育苗を行います。
播種から育苗までの期間も、農薬や化学肥料などは不使用です。

水苗代

水苗代で育った苗を丁寧に引き、
 田植えは一本植え、そして全て手植えです。


除草は水田除草機と手作業で・・・

お日様を浴びて、ぐんぐんと分けつが進んでいきます。


今年は、長雨と日照不足、その前には連日の猛暑・・・・
と、気候が安定せず、出穂の時期も例年より遅くなりましたが、
無事に御米が稔りました。



収穫は、バインダーと手刈で行います。


はざがけによる天日干し

お米が程よく乾燥したら、ハーベスタで脱穀します。
籾摺りをして玄米になります。


今年も、皆様にお米をお届けできることとなり、心から幸せを感じております。

イセヒカリはどんなお米?→Wikipedea
彦星ファームでは、有難いことに貴重なご縁をいただき、伊勢神宮のご神田から
繋いで来られた種籾を頂戴し、これまで大切に育てて参りました。

Wikipediaにもあるように、硬質米ですので、炊く際には浸水時間を長めにとって下さいね!
白米でも、5~6時間程度は浸水させた方が美味しく炊けるようです。


お問い合わせ・ご注文は
彦星ファーム hikoboshi@hikoboshifarm.com





10/04/2015

イセヒカリ、稲刈を始めました

最高に気持ちの良い秋晴れの空の下、
今年の稲刈りをスタートしました!!

まずはいつものように、田んぼの神様にお塩とお米、
それから御神酒をお供え・・・
おさがりで、ほんの一口頂くお神酒はいつも、何故かとても美味。
(あまりの美味しさに、そのまま飲み会にならないように要注意。)

(稲刈りは機械やその他、手植えの御田植えに比べてスピードが速く、
動きがダイナミックなため、お米とお塩は田んぼお供えしたあと、
早々に田んぼに撒いてしまいました。)

長雨やら日照不足やら、いろいろとあったけれど、
今年も元気に稔ってくれて本当にありがたい!!




刈取りはバインダーで行います。
四隅は鋸鎌(のこぎりがま)で手刈りします。



 バインダーが刈って束ねてくれた稲の束を・・・


 この地域では、通称「ウシ」と呼ばれる棒にハゼ掛けし、
天日干しします。

風とお日様が、これからさらにお米を美味しくしてくれますよ!!
明日も次の田んぼの稲刈りが続きます。


10/02/2015

稲刈り間近になりました

未明の低気圧の通過、皆さまの地域はご無事でしたか?

田んぼの稲たちがどうなったか心配で、早朝、見回りました。






稲の株が倒れることもなく、無事に嵐?をやり過ごしてくれました。

数日内に田植えが早かった田んぼから順番に、稲刈りを始めます。
いよいよ、お米の収穫が始まります。

お米の脱穀が完了するまでは、なかなか安心はできませんが、
ひとつひとつ目の前のことに集中して、最後の脱穀までやり終えたいと思います。


9/29/2015

スーパームーンと稲たちの月光浴

スーパームーン、綺麗でしたね!!

ファームの田んぼは数カ所を残して、すでに入水を止め稲刈りの準備に入っています。
夜になってから、まだ入水中の、どうしても水の様子が気になった田んぼへ行くと、
稲たちが、月の光を浴びて気持ちよさそうにそよそよと揺れていました。

 田んぼからのスーパームーン

水不足に見舞われた時など、夜中にも、田んぼの水を見に通うことになるのですが、
ある日、夜中の田んぼに立って、稲を見ていた時、
日が暮れて、星が輝き、月が昇ると、稲たちはこうやってその光を浴びているんだなぁ・・・
と、ふと感じることがありました。

昼はお日様の光をいっぱいに浴びて、夜には月と星の光を浴びて・・・。
お日様だけではなく、月も星たちも、毎日稲を育んでくれていたことに気づかされました。

学校の理科の授業では、昼間のお日様の光による光合成だけで植物が育つかのように、
光合成のシステムに主眼が置かれていました。


しかし実際に、田畑に立って失敗も繰り返しながら、植物と過ごしてみると、
水と土と栄養素と太陽が植物を成長させる要素ということや、
一般的な「土の栄養学」も、何かが足りないと自然に感じるようになりました。

それだけではない、そういう学問には納まりきらない、当てはまらない力があって、
それが24時間たゆみなく、稲たちを見守り、育んでいるのだと私は感じています。
その大きな大きな力があらゆるイノチを育んでいるのだと思います。 


まるであらゆるものが育ててくれたような、力の結晶であるお米を、私たちは頂いています。
自分で田畑に立つようになり、一番幸せだったことは、御飯を頂き、
「いただきます」「ごちそうさま」という時に、私たちもその大きな大きな力に
今も育まれている、ということを感じられるようになったことです。

ただの教えられた習慣としての「いただきます」「ごちそうさま」ではなく、
心からの「いただきます」「ごちそうさま」になりました。

お料理の時間も、ご飯の時間も、以前より何倍も有難く満ち足りた時間となりました。

これからは、一部の農家が多くの人の食べ物を担うのではなく、
一人でも多くの人が、小さくても家庭菜園で作物を育てていく時代だと思います。
それが当たり前のことになっていくと素敵だなと思っています。
実際に育ててみて、観察したり、考えたり、発見したり、感動したり、そうやって体感すると、
皆さんにも心から満ち足りたお料理の時間と、御飯の時間が味わえると思います。


私にとっては、特別綺麗だった満月の月明かりの下で、
稲たちの生命力と稲を育んでくれるすべての存在に感謝をささげることが出来た、
幸せいっぱいのスーパームーンでした。

 

9/28/2015

マコモダケの販売について

2015年マコモダケの販売を始めております。
無農薬・無肥料栽培(化学肥料、有機肥料ともに不使用)のマコモダケ。
自然の恵みが詰まった、癖のない美味しさです♪

【彦星ファーム直売】
 一本170円 (送料が別途かかります。)

 ご注文・御問合せは info@hikoboshifarm.com





【店舗での販売】

山梨県内:甲府市「有機村」さん









東京都:戸越銀座商店街 「自然栽培の仲間たち」さん

      




一年のうち、今の時期しか楽しめないマコモダケ。
多くの皆さんに召し上がっていただきたいと思っております。
本当にお料理の幅が広く、いろいろなものに変身する、とても扱いやすい食材だと思います。


今日は、若杉友子さん監修の「土鍋を使った里山料理」という本から、
”マコモ団子のつくね風”を作りました。



 【材料】(つくね)
     マコモダケ3本、タマネギ1個、パン粉1/4カップ
     小麦粉1/2カップ、塩さじ1/2、
     (餡たれ)
     みりん大さじ2
     醤油大さじ3、くず粉大さじ1、水大さじ2

【作り方】
①マコモタケはすりおろし、タマネギはみじん切りにして少量の油で軽く炒め、
 塩をして冷ましておく。
②ボールに、マコモタケ、タマネギ、塩、パン粉、小麦粉を加えて混ぜ、
  一口大に丸める。
③フライパンに油を1cmほど入れ、マコモ団子を入れ、転がしながら揚げる。
④別のフライパンにみりんを沸騰させ、煮切り、醤油、塩を加え、水で溶いたくず粉で
 とろみをつける。揚げたマコモ団子を加えてからめる。

※写真の、自作の”マコモのつくね”は、パン粉を入れないで作りました。
 それでも、十分美味しい一品になりました。
 更にみりんも無かったのですが、昆布で取った出汁をベースに醤油と生姜少々を
 加えて餡を作りました。
 本の出来上がり写真とは少々違っていますのでご了承を・・・
 美味しくて簡単、お勧めレシピです。
 
お勧めのレシピは、若杉友子さん「野草の力をいただいて」五月書房 に掲載されています。






9/20/2015

マコモダケ収穫、始まります!

お日様を待っていたマコモ、ようやくマコモダケが出てきました。
今日、マコモダケの試しの初収穫をしました。
明日より、マコモダケの収穫と出荷を開始いたします!


マコモの株の根元にこんな風に↑マコモダケが出来ます。

今日は味見などを兼ねて数本を収穫しました。
収穫してすぐの新鮮なマコモダケは、生で頂いてもとっても美味♪
スライスしてお醤油やワサビ醤油、生姜醤油を付けても、とっても美味しいです。

自宅の神棚に、初収穫したマコモダケをお供えしたあと、
早速、大好きなマコモダケのキンピラ風の炒め物を作って頂きました。

ごま油+ナタネ油をフライパンに熱し、そこに切ったマコモダケを入れて炒め、
塩・お醤油で味付けしただけのシンプルな炒め物ですが、
毎日でも食べたい美味しさです!!


今日は、鷹の爪を少々入れて炒めたので、ほんのり辛みのある仕上がりになりました。
このキンピラの他、天ぷら、素揚げ、刻んでチャーハンやしぐれ味噌にも・・・
すりおろせばフワフワのすり身のようになりますので、
地粉を加えて「から揚げ」にするのもオススメ。
焼いても蒸しても揚げても美味しい、魅力的な食材です♪

さらに、豊富な食物繊維も手伝っての抜群のデトックス効果が期待される、
パワフルな食材でもあります。

詳しい出荷と販売についてのお知らせは、明日、追って掲載させて頂きます。
レシピにつきましても、順番にご紹介していきますので、是非今年も、
多くの皆様にマコモダケを楽しんで頂きたいと願っております。


9/19/2015

マコモダケについて

今年も、彦星ファームではマコモを作付けしていますが、この日照不足の影響もあってか、
例年よりもマコモダケが出る時期が遅れており、まだ収穫が始まっていません。

昨年お楽しみいただいた皆様より、お問い合わせをいただいておりますが、
収穫が始まり次第、こちらのHPと彦星ファームFacebookよりお知らせをいたしますので、
何卒今しばらくお待ちくださいませ。

美味しい美味しいマコモダケ、収穫を楽しみに待っているところです!!



まこも茶は通常通り販売をしております。
彦星ファームのファームSHOPまたは、甲府市にあるステキな自然食品店「有機村」さん、
東京都戸越銀座にある「自然栽培の仲間たち」さん にて販売中です。

また新たに、この9月より、東京都江古田にある自然食糧品の店「味穂」さん でも
「玄米ぽんせん」と「マコモ茶」を販売して下さることになりました。
「味穂」さんのお店の場所は、西武池袋線「江古田駅」または西武有楽町線「新桜台駅」です。
お近くの方は是非、足をお運びくださいませ。


稲穂が徐々に・・・

大雨や洪水に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
収穫間近の田んぼが水害に見舞われるということは、
同じ田畑を耕すものとして言葉もありません。

お米が、何気なく普通にあるものと思いがちですが、
秋に無事に御米を収穫できるということは、それだけで奇跡のようなこと。
本当に感謝すべきことだと改めて実感いたしました。

私たちの農場がある場所も、雨が続き、稲刈りの前に、
”穂発芽=収穫前の穂に実った種子から芽が出てしまう”になってしまった
お米農家さんもいらっしゃったようです。

田んぼの稲が倒れてしまった方、また刈り取って天日干しした直後から
雨が続き、乾燥できなかった方などもいらっしゃいました。

今年は田植えの時期によって、収穫に大きな支障が出たり出なかったりと
くっきりと結果が分かれたように感じています。

幸い、彦星ファームの田んぼは、まだ稲穂はほんのりと緑色がかっていて、
今日は久しぶりの晴天に恵まれ、稲たちも待っていたお日様を浴びていました。





田んぼにはまだ水を引いています。
お米は出穂も昨年より遅めで、まるで稲たちには天候が分かっていたかのように、
これまで、ゆっくりゆっくり実ってここまで来てくれました。

この稲穂が黄色に色づいたら、田んぼへの入水を止め、稲刈りの準備をします。

私たちには雨を止めることも、お日様を都合よく出すことも出来ません。
その時々の状況の中で、直観を働かせながらベストを尽くすしかありませんが、
いよいよ収穫に向けての最終段階に入っており、まだまだ氣持ちをしっかり込めながら
お世話をしていきたいと思っています。




9/04/2015

稲の花

猛暑の後は、突然の気温低下と雨続き・・・
ちょうどお米の出穂や開花、受粉の時期と重なるころで、
祈るような気持ちで稲たちを見守っていました。

この地域は、雨の天気予報の合間にも、晴れ間がのぞいたりして
どうにか稲たちも乗り切ってくれたようです。





稲の花は白くて小さなお花です。
愛らしくて、ある日、花が咲いたのを見るとワクワク嬉しくなります。

出穂が始まった稲たち。



今年も、たくさんの反省点と、来年はこうしよう!という課題があるものの、
どうにか稲たちの力に支えられて無事に緑いっぱいの田になりました。

彦星ファームの稲は、一本植えなので、一粒のお米がこうやって大きな株になり、
そこに沢山の次世代のお米が育まれるのを、目の当たりに出来ます。

田んぼから帰り、ご飯茶碗の中のお米を頂く時、
その一粒一粒の秘めた力と命を、こうして私たちがいただいて、
今日一日生かされていると理屈抜きで実感します。
そして、感謝の気持ちが自然にわいてきます。

とにかく一粒万倍とは本当に良く言ったもので、私たち日本人の心身を古来支えてきてくれた
お米をはじめとする穀物たちの生命力は本当にすごい!

そのお米や穀物を育てることに携われる、この道を歩かせて頂いていることに
本当に感謝しています。

お米をいただいて、パワーをいただいて、
そして元気いっぱいに、それぞれの道を邁進していきましょう!

お米がもっと大好きになる、大谷ゆみこさん著の素敵な本、
「ごはんの力」(出版:ロングセラーズ)もおすすめです。

http://ecx.images-amazon.com/images/I/41Bs4fxAR5L._SX345_BO1,204,203,200_.jpg

内容紹介

「炭水化物抜きダイエット」が流行っている昨今、
「ごはんには栄養がない」 「ごはんを食べると太る」 そんなふうに思っていませんか?
それは大きな誤解です。
「雑穀」を知り、正しい「ごはん」の知識を得ることで
病気予防、ダイエット、若返りの効果があります。

・便秘知らずの体に
・ごはんを食べると痩せる
・脳の働きを活性化し、高める
・精神を調え、心を安定させる
・栄養が行きわたり
・病気にかかりにくくなる
・持久力がつく
・若さを保つ
・呆けない
・体を温めるごはん食生活
・楽ちん健康子育て
・血糖値を安定させる

★13の雑穀入りごはんレシピ付き