10/25/2016

2016年秋収穫 新米の販売について

夏ごろから、多くの皆様にお問い合わせ・ご予約を頂いておりました、
平成28年秋収穫の新米の販売を開始いたします。
既にご予約いただいておりました皆様、本日より、順次、
発送を始めさせていただきます。



水苗代で育てた苗を、全て手植えし、全て天日干ししたイセヒカリです。
農薬・除草剤と肥料(有機肥料・化学肥料いずれも)不使用のお米です。

今年は天候に悩まされましたが、無事に稔りの時期を迎え、
問題なく、皆様にお召し上がりいただき、
楽しんでいただけるお米が収穫できました。

価格は昨年までと同じで販売いたします。

 平成28年 秋収穫のお米【イセヒカリ】 価格表


玄米
五分搗き米
精白米
5kg
3,600
(¥720
3,780
(¥756
3,960
(¥792
10kg
7,200
(¥720
7,560
(¥756
7,920
(¥792
20kg
14,200
(¥710
14,920
(¥746
15,640
(¥782
30kg
21,000
(¥700
22,080
(¥736
23,160
(¥772

( )内の価格は1kgあたりの価格です。
※籾1kg→玄米725g→精白米652g という精米時の減量割合を目安にして、
 価格に反映させています。
(同じ量の籾から精米した場合、白米は-35%、玄米は-27%)

※送料が別途かかります。
 

●送料の目安(およその目安です。)●

関東圏:5kg→800円 10kg→1,030円 20kg→1,460円
     30kg→ヤマト便にて約1,500円(到着日時の指定は出来ません。)
関西圏:5kg→970円 10kg→1,180円 20kg→1,620円     
     30kg→ヤマト便にて約1,700円(到着日時の指定は出来ません。)

ヤマト運輸の宅急便でのお届けです。
30kgは、ヤマト運輸のヤマト便での発送となります。
ヤマト便は到着日時の指定が出来ませんのであらかじめご了承ください。

価格は30kgが一番お買い求めやすくなっています。
お知り合いと共同購入されるなど、なるべく30kg玄米でのご購入をおすすめいたします。

玄米でご購入後、ご自宅やお近くの精米所でお好みの搗き加減に精米することも可能です。
分搗き米や白米で召し上がる場合は、なるべくご自宅の精米機でその都度精米されると、
酸化も防げますし、さらに美味しく召し上がっていただけると思います。

お問い合わせ・ご注文は
彦星ファーム hikoboshi@hikoboshifarm.com


●ご購入にあたってのご案内●

・代金は後払いです。
 お米が到着しましたら、同封のご案内に記載のゆうちょ銀行口座に
 お振込をお願いいたします。

・彦星ファームのうるち米の栽培は全てイセヒカリです。
 その他の品種は栽培しておりません。


今年の稲作の様子、ここからお伝えいたします。


水苗代に種もみを降ろしたのは4月。
一粒万倍日でした。

5月は水位を調節しながら、苗代での育苗が続きます。

6月。いよいよ御田植え!
全て一本植え、そして手植えです。
縦横共に、30cm間隔で植えていきます。

田植えが全て終わり、万歳!と遊びに行く暇はなく、
すぐに田の草取りが始まります。
7月は草取りと畦の草刈が続きます。

夏の日差しを浴び、ぐんぐん分けつしていく稲たち。


ある日の朝、稲の花が咲き、風の力で受粉します。

立派な大きな株に育ち、たわわに実った稲穂が美しい9月下旬。
水を切り、地面が乾くのを待ちます。

今年はこの9月、ほとんど毎日が雨でした。
お米たちが一体どうなってしまうのか、無事に稔ってくれるのか、
ただ祈りながら見つめるだけの日々・・・

長雨で穂発芽してしまった田んぼも、刈り取ったものの、干している間に
雨が続き、そのままカビてしまったケースも多かったと聞きました。
同じお米を育てる身として、胸が痛みました。

そして、同時に、やはり百姓しごとには、旧暦をいつも意識することの
大切さを思い知った一年でもありました。
地域にもよりますが、年々競うように早くなる田植えと稲刈りによって、
こうした夏から秋への季節の移り変わりにうまく対応できないケースが多いように思います。

今年特に大切だと思い知ったのが、昔からの田植え唄の
♪五月五月雨~という 歌の通り、

旧暦の5月に田植えすること。

これは、やはり稲作の道理に適っていると思います。


幸い、彦星ファームの稲たちは、水苗代で逞しく育った健康優良児たち。
今年もしっかりと天気を読んでくれたこともあり、無事に稔ってくれました。
少しばかり、例年よりも収量が減りましたが、良いお米に育ってくれたと思います。

10月に入り、天候に恵まれて無事に稲刈り。

天日干しの間も、概ね良く晴れ、空気はからりと乾燥していました。
程よく乾燥したお米は脱穀して、精米へ。。。


4月からお世話してきたイセヒカリ、
皆様に楽しんで召し上がっていただけましたら幸いです。