8/16/2011

奥深い(知らなかった)豆の世界

煮豆やごはんと一緒に炊き込むお豆、甘くておいしいあんこなど、日本人の食生活に欠かせない豆。しかも栄養満点!

去年、初めて挑戦した黒豆(黒大豆)でしたが、今年は自分たちが好きに作付けできる畑が借りられたこともあり、黒豆に加えて、味噌を作るための大豆、大好きな玄米ご飯に入れるための小豆とささげ豆も蒔いてみました。

順調に花が咲き、大豆はさやがたくさんつき始めました。
肝心な時に夕立がこないので、去年の失敗(水不足で実が入らなかった)から学び、今年は朝晩、可能な限り水をあげに行っています。

お豆さんたち、どうぞふくらんでおくれ~!!!

大豆は背が低めで地面すれすれにたくさんのさやがつきました。
黒豆は大きく背を伸ばし、まだお花が咲いています。
紫色の小さなきれいなお花です。




さて。
この時期、大体どこの畑でもモロッコインゲンという大きなさやの豆と、インゲン豆のつるを這わせてある棚を見かけますが、実は夫婦そろって、さやいんげんときぬさやが苦手で食べられないのです。食べられないとなると、当然やる気もゼロ。結局今年はインゲン豆を植えませんでした。
そんな時、ふと、このインゲン豆たちは、さやの状態で収穫しなかった場合、豆としても収穫できるのかな?と疑問に思ったのです。

もしも、豆として食べられるならなら大歓迎!!
いくらでもお料理に登場することになるでしょう!

いままで意識したこともなかったお豆たちでしたが、調べてみると意外と奥深かいのです。
畑初心者なもので、知っている方たちには笑われるようなことなのですが、
それでも、豆にはこんなに種類があるのかと驚きました。
400種類を超えるんだそうです。

インゲン豆でもつるがあるもの、ないものがあったりします(知らなかった。)
夏場はみんながさやごと食べているインゲンも、もう少したつと、中にちゃんと豆が出来て、
それらは煮豆になったりスープに入れたり、甘納豆になったりするのです(知らなかった。)

これはいかん!!
まだまだ土づくりの段階の私たちの畑(豊かではない土)であっても、お豆さんたちに限っては元気に育ってくれるという、ありがたい作物なのに、こんなにも豆のことを知らなかったなんて!!

というわけで、現在毎日「循環農法」に加えて「豆類百科」を開いては勉強中。
相変わらず、感動の連続です。

しかも、ソラマメというのは秋に種をまいて、冬を越し、次の年の5月ごろに収穫するってご存知でしたか・・・・??
私たちは、5月6月ごろにソラマメを食べた記憶はあっても、種まきの時期までは知りませんでした。
秋・冬野菜以外にも、冬場に育てられて春に食べられる豆があることを知り、さっそく今年、ソラマメに挑戦決定。豆はほとんどが秋の収穫なので、春にとれる豆は貴重です。

豆は本当に素晴らしい。みなさんもぜひ、お豆を食べましょう!
できれば自分で育てましょう!お花もきれいで、簡単に育つのでベランダでもお勧めです。
採れたての枝豆も楽しめますよ。
これからの季節だと、ソラマメや、お好きな方はキヌサヤです。
プランターでも育ちます。

こんなサイトもあります。お時間がある方はのぞいてみてください。
財団法人 日本豆類基金協会 
(↑豆の調理方法なども載っていて楽しめます。煮豆以外のお料理でもお豆は大活躍♪
 ただし、栽培方法の情報で農薬を使用するのが前提になっている点は、とっても疑問ですが。
 きらり畑の豆くんたちは、無農薬無化学肥料でも元気に育っていますよ♪
 農薬も化学肥料も、体には毒です。
 誰が何と言おうと、例え少しでも毒です。
 ”このくらいの基準を満たせば健康に害はない”はありません。)