8/08/2011

立秋をむかえて

8月8日、今日は立秋です。
旧暦では今日から秋が始まります。
畑はまだまだ暑く、草の勢いもすごいのですが、これから秋冬に向けての準備が始まります。
今年は土づくりに励もうと、草にたくさん生えてもらっては草刈りをして土の上で乾燥させることを繰り返していました。

夏場はあっという間に草が生い茂るので、感動すら覚えます。
悩んだ挙句に購入した草刈り機も大活躍。


カボチャやサツマイモ、そしてモロコシはこの草の中に一緒に生えていました。
小さいうちは周りの草を取ってあげていましたが、カボチャは背の高い草の上もどんどん這って行ってくれるので、安心して草をぼうぼうに生やしておき、その草たちに種が付いたので草を刈り、今から土の上で乾燥させていきます。

今年はきらり畑にはイネ科の草が多かった・・・
ネエコジャラシだらけの場所や、昨年までボウボウだったカヤやススキの残り、ヨモギだらけの場所まであり、ナズナなど豊かな土になると生えてくるような草は皆無でした。
草を育てては種が付いたころに草刈りをして土に還す繰り返しです。


赤峰さんの「循環農法」の本によると、乾燥させずに土にすきこんでしまうと、溶けてしまって、微生物たちの食べ物にはならないのだそうです。もともと草にいる菌が食べてしまうのだそうで・・・。日光で乾燥させると菌はいなくなり、そのあと土にすきこむと、土の中の生物が食べてくれ、土が改善されるのだそうです。


それにしても、今年は我慢して土づくり・・・と決めてはいたものの、草刈りが終わっている手前とこれから刈る向こう側の景色の違うことといったらありません。すごい草!!!
周りからは「除草剤をまかなきゃ」などなどいろいろ言われながらも種が付くまでじっと草の海を眺めていました。
でも、実はこの草の海の向こう側にはお豆たちが元気に成長しているのです。
何度か周りの草取りはしましたが、そのあとは周りには草が一緒に成長しています。
でも、今のところ、まったく支障無し。
もう豆の方が背が高いのもあって、あまりにも巨大になる草以外はそのままにしています。


草も元気ですが、お豆クンたちも元気です。
別に栄養を奪い合っているようには見えません。
一緒に仲よく育っています。

すばらしい!!

というわけで、今日も残りの草刈りにでかけます。
来年のために、少しでも野菜たちが喜んでくれる土づくりができたらいいなと思います。