6/03/2015

小麦の収穫適期

今年は昨年より早く、小麦が緑→黄色→茶色に変化し、
収穫のタイミングをはかる時期になりました。

昨年より小麦畑が一枚増えたこともあり、もっとも種蒔きが早かった小麦畑を昨日、
収穫しました。
次の日の雨の予報とその先の天気予報、田植えの日程との兼ね合いで、
急きょ決断しました。おかげで作業は夜までかかっていまい、月明かりの下で
ハーベスタをフル稼働する羽目になりました。

小麦は成熟期と収穫適期を見極めるのが、本当に難しいところです。




一般的には小麦の収穫適期は3~4日ほどといわれているようです。
成熟期を迎えたのを見極めて、そこから適期のうちに収穫する・・・

成熟期の見極め方は主に

●茎葉、穂首部分が黄化
●子実の色が褐色
●子実の固さがロウ(蝋)のようで、指で押さえて乳汁が出ない
●出穂から約45~50日
(コンバインの場合は、子実水分が30%以下になったら収穫適期)

しかし、この時期は、梅雨とも重なり、収穫のタイミングを誤ると、穂発芽やカビの発生等で
品質が著しく低下してしまうため、小麦が茶色くなり始めるころになると、
カレンダーと天気予報とにらめっこ。
 
コンバインで刈り取る場合は、乾燥機にかけて水分を調節するため、
特に、収穫のタイミングは重要だそうで、早刈も遅刈もアウト。
小麦は育てるのはとても簡単なのですが、天気に左右されますし、
中でもこの収穫の時期を見極める時期は、気を張り詰めます。
 
 さて。
私たちは現在、北海道などの大規模農家さんたちと比べると、
ささやかな面積の畑三枚で小麦を育てています。
コンバインは使わず、バインダーという刈り取り機で刈り取り、
そのあと、穂から麦粒を脱穀、その後は天日干しします。



天日干しの場合は、脱穀後も完熟が進むそうで、コンバインから機械乾燥よりも
多少は収穫できるタイミングが早くても実を完熟した状態に持っていけるようです。
(ただ、何ヘクタールもの畑の小麦を天日干しするのはかなり厳しいと思います。
 昔の日本では、機械はない代わりに人手がたくさんありましたから、
 皆さんこの天日干しが当たり前。)

梅雨時でもあり、また、私たちの場合は田植えと重なる非常に厳しい時期ですが、
これまで天日干しのおかげもあって、毎年美味しい小麦粉をいただけています。

今日は予報通りの雨、明日は一日お天気のようですので、
早速シートに小麦を広げて乾燥、また更に美味しく追熟させます。
天日干しは、数日かかります。
袋から出してシートに広げ、また回収するのにかなりの手間暇がかかります。

・・・やはり、もし1ヘクタールを超えると、この昔ながらの方法には限界が。。。
比べて食してみるとやはり天日干しの小麦は美味しいですし、
私たちは今後もこの方法でできる範囲にしか小麦の作付け面積は広げない予定です。

あと二枚の小麦畑も、なんとか無事に適期に収穫し、今年も美味しい小麦を
皆様にお届けできるよう、がんばります!!


それにしても今日は本当に恵みの雨でした。
畑の作物も、木々も、みんな喜んでいると思います。

水の恵み、これからも日々感謝してまいりたいと思います。