5/29/2019

田植えと重なる小麦の収穫

冬から春先にはこの程度の大きさだった小麦が・・・



田んぼの作業をせっせとやっている間に、
ふと見ると こんなこと↓になっており、
がーん😨
でかいし穂も色づいておる~😨

まだ半分くらい緑色で、実の中はミルク状なので、収穫はまだ少し先ですが、
田植えと毎年同じようなタイミングにやってくるんです。
小麦の刈り取りって。

昔は冬場に田んぼに小麦を作っていて、刈り取りが終わったら、
田んぼに水を入れ、それから御田植えというところが多かったそうなので、
(地元のおじいちゃん&おばあちゃん情報)
御田植えは6月下旬というのが一般的だったんだろうなと思います。

田植え前は、畦塗りや畦の整備が立て続くので、

畦塗り(鍬で。)とはコレ↓
 何枚も塗り上げるので、腕の力はすぐに限界が来て、
「丹田」なるものを嫌でも知ってしまう肚(ハラ)の力が勝負の作業。
この時期、私たちは歌がめっちゃ上手くなります(笑)
肚から声が出まくり。高音もバッチリ✨


田植えになるころには
体が鍛えられたイイ感じになってきて、そのまま田植えに突入。
田植えが無事に終わったら休みたい!!と
思うのに、畑に小麦が待っている😨

なので、毎年小麦の収穫に関する写真が殆どないことに気づきました。
写真撮るということを忘れるくらい、心身ともに厳しいタイミングに
行わねばならない小麦収穫。

しかし。

うどんにしたり、おすいとんにしたり、天ぷらにも、お焼きにも、
とにかくお料理すると本当に美味しいのです。
自分で作ってみるまで、小麦粉に味があるなんて知らなかった。
それで、食い意地の張っているワタクシ達、
今年も食べたい一心で種を蒔いちゃいました。

穂が熟すまであと少し。
田植えまでもあと少し。

一年で一番、田畑に全力を捧げる6月がもう目の前です。

間引きのお野菜たち。