8/11/2014

甲州もろこし




これは甲州もろこしと言って、スィートコーンと違って、日本に昔からある種類のトウモロコシです。
このくらいの熟し具合であれば、そのまま焼いてお醤油をつけて頂きます。
もちもちした食感でかなり噛み応えもあります。
甘くてフルーツみたいなアメリカ生まれのスィートコーンとは別ものです。
あれはあれば美味しいですけど、いわゆるモチトウモロコシの一種で、これは「穀物」という感じがします。

もう少し熟したものは軒先で乾燥させ、粉にひいて、トウモロコシ粉として活用されてきました。
20~30年ほど前までは、田舎のおうちに行くと、軒先にこのモロコシがたくさん吊り下げられていたのを、記憶しています。

トウモロコシ粉のおやきなど、香ばしくて美味しいおやつや、稲作が十分に出来なかったり、稲が不作だった時などには、雑穀と並んで日本人の食を支えてきた植物の一つです。

古いお百姓さんのおうちによっては、新米は、秋の暮れに収穫を祝って頂いたあとは、一年間は手を付けず、その一年前のお米を基本的に頂くようにという言い伝えがある地域もあるそうです。

万が一、その年の水稲が不作であっても、飢饉にならずに済むということです。
また、必ず、干ばつや悪天候にも強いヒエなどの雑穀を育てるようにしていて、水稲が不作であっても大丈夫なように備えていたようです。

雑穀というと、ご飯に混ぜて炊くタイプの5穀米などをイメージされる方も多いと思いますが、大谷ゆみこさんという方が、雑穀たちを、「つぶつぶ」という愛称で呼ばれていて、本当においしいレシピをたくさん紹介していらっしゃいます。

おかずにも、おやつにもなる「つぶつぶ雑穀」レシピ、どうぞお試しになってみてくださいね!
美味しいです♪

こんがり焼いて・・・お醤油が良く会います。
深い味わいです♪


さて。
昨日はエクストラ・スーパームーンということで、お月見を楽しみにしていましたが、台風と重なり、月を楽しむお天気ではなかった地域が多かったかもしれませんね。

一度はあきらめて休んだのですが、珍しく真夜中に目が覚め、蚊帳を出て外を見ると、月明かりがほんのり・・・






もしかしたら一瞬でも晴れ間がのぞくかもしれないと思い、少しすると・・・




ほんのわずかな時間ではありましたが、お月様を見ることができました。
皆さんのお住いの場所ではいかがでしたか?
強力な浄化パワーのあるといわれる満月。
体の内側から綺麗に!と思って、浄化力で定評のあるマコモ茶を飲んで過ごしました。