今日の山梨県は夕方から雨が降り、田畑を潤してくれています。
畑はかなり乾燥気味だったので、恵みの雨になりました。
畑の一角では鳥が種を運んできた桑の木が大きく育っていて、実が熟し始めました。
(ちょっと休憩!という時に、ありがたく摘んで頂いています。甘くておいしい♪)
田植えのタイミングが早めの田んぼについては、畔塗りを概ね終えました。
長かった・・・・。これで安心して水を引くことができます。
畔塗が終わった田んぼに水を引き入れながら、水が漏れていないかどうかなどを確認し、水位を調節できるように取水口と排水口を設置したり整備したりしていきます。
明日からは一回目の代掻き(荒代かき)を始めます。
本代掻きは田植えのタイミングから逆算して、それぞれの田植えに合わせて行います。
田植え機で、一日で田植えが終わってしまうような場合は、本代掻きも一気に行えばよいのですが、手植えなので各田んぼの田植えのタイミングに合わせて行っていきます。
畔塗のほかに、畔の草刈りも進めています。
刈払機と、柄の長い昔ながらの草刈り鎌を併用します。
刈払機は事故が多い農機具の一つなので、気を付けて使いましょうね!
畑ではいよいよ小麦が緑から黄色に色づき始めました。
天気と相談しながら、収穫のタイミングを逃さないようにします。
この辺りは一昔前まで、田んぼでも小麦を育てていたそうで、小麦の収穫を終えてから田んぼの準備をし、田植えは6月の末~7月上旬だったそうです。
じゃがいもも綺麗な花を咲かせています。花の後に、じゃがいもにも丸い実がつきます。
海外ではその種を蒔いている方もいらっしゃるとか・・・
日本では種イモを植えるのが一般的ですが、種を蒔くというのも面白いですね。
今年は何か所かある田んぼそれぞれにカルガモ君が住み着いて?います。
朝夕と、水の様子を見くと、いつも二羽で仲良く泳いでいます。
田植えが終わってからもこのまま滞在してくれると草を食べてくれるので助かります。
カエルも、出会う数と種類が日増しに増えていっています。
夕方にはカエルの合唱もにぎやかになってきました。
田んぼの季節だな~と改めて実感します。
5/26/2014
5/19/2014
畔塗り
田んぼの畔塗りが続いています。
昨日は夕方、彩雲が見られました。
夕日の右側の縦の虹です。写真では少し小さくて分かりにくいかもしれませんが・・・
地震などの前触れとも言われることがある彩雲ですが、田んぼで完全燃焼の後なこともあり、とりあえず何もかもが美しく目に映る夕方でした。
夜は早々に眠気に襲われ、爆睡して今日もまた畔塗りです。
(あと一日か二日で完了の見込み。)
今日は、50年も前に畔塗りをしていたという70代男性のお知り合いが突然田んぼを訪れ、飛び入り参加!懐かしい畔塗りをもう一度やりながら、若い未熟者たちに指導してやろう・・・ということで、鮮やかな鍬さばきで一緒に畔塗りをしてくださいました。
畔を塗り終えたら、昔はそこに畔豆と言って、大豆を蒔くのが通例だったそうです。
水分の具合と言い、大豆には快適そうな場所なので、畔に豆をまくというのはとても理にかなっているように思います。今年こそは私たちも実践してみたいことの一つです。
昔の百姓仕事を良くご存じの年代の方からは、いつもこうして貴重なお話を聞くことが出来ます。
ありがたいです。
午前中の作業を終えてふと空を見上げると、今度は太陽の周りに虹の輪がかかる日輪が・・・
そこをちょうど飛行機がまっ白い煙を噴射しながら通過していきました。
朝から晩まで、丁度三枚分の田んぼの畔塗りを終えました。
今日も完全燃焼。
田植えまでもう半月ほどです。
一日一日を大切に、準備を進めていきたいです。
昨日は夕方、彩雲が見られました。
夕日の右側の縦の虹です。写真では少し小さくて分かりにくいかもしれませんが・・・
地震などの前触れとも言われることがある彩雲ですが、田んぼで完全燃焼の後なこともあり、とりあえず何もかもが美しく目に映る夕方でした。
夜は早々に眠気に襲われ、爆睡して今日もまた畔塗りです。
(あと一日か二日で完了の見込み。)
今日は、50年も前に畔塗りをしていたという70代男性のお知り合いが突然田んぼを訪れ、飛び入り参加!懐かしい畔塗りをもう一度やりながら、若い未熟者たちに指導してやろう・・・ということで、鮮やかな鍬さばきで一緒に畔塗りをしてくださいました。
畔を塗り終えたら、昔はそこに畔豆と言って、大豆を蒔くのが通例だったそうです。
水分の具合と言い、大豆には快適そうな場所なので、畔に豆をまくというのはとても理にかなっているように思います。今年こそは私たちも実践してみたいことの一つです。
昔の百姓仕事を良くご存じの年代の方からは、いつもこうして貴重なお話を聞くことが出来ます。
ありがたいです。
午前中の作業を終えてふと空を見上げると、今度は太陽の周りに虹の輪がかかる日輪が・・・
そこをちょうど飛行機がまっ白い煙を噴射しながら通過していきました。
朝から晩まで、丁度三枚分の田んぼの畔塗りを終えました。
今日も完全燃焼。
田植えまでもう半月ほどです。
一日一日を大切に、準備を進めていきたいです。
5/11/2014
稲の芽が出てきました。
昨日はすごい強風で、農作業には少々厳しい一日となりました。
苗代の苗を鳥などから守るのに張ってあったネットが、風であおられてめくれあがってしまったので、ネットを掛け直し、しっかりと固定し直しました。
今朝は穏やかに晴れ、ネットも、そして苗代の苗たちも無事でほっとしました。
風がないので、田んぼの水面に山が映ってとても綺麗でした。
苗代の端の方から、ネットの網目超しに撮ったので少しわかりにくいですが、小さな黄緑色をした葉っぱが稲の苗です。
まだ少し頼りない小さな小さな苗ですが、この芽が確認できると、まずは一つ目の段階を無事に経過したということで一安心・・・
毎日朝夕と、苗代に通っては網の中を凝視し、この小さな芽が無事出てくれるように祈っていました
が、本当にうれしいです。
あとは、この苗の成長に合わせて、水位を上げて苗を育てていきます。
田んぼの畔にはたくさんの生き物が暮らしています。
こちらはカマキリの卵だと思われます。
テントウムシも。
田んぼの中にはアメンボ、ドジョウやザリガニもたくさん!!
カエルの大合唱が始まるのももうすぐです。
(苦手なヘビ君が登場するのも、もうすぐ・・・今年こそ、苗代にひっかかりませんように。)
苗代の苗を鳥などから守るのに張ってあったネットが、風であおられてめくれあがってしまったので、ネットを掛け直し、しっかりと固定し直しました。
今朝は穏やかに晴れ、ネットも、そして苗代の苗たちも無事でほっとしました。
風がないので、田んぼの水面に山が映ってとても綺麗でした。
苗代の端の方から、ネットの網目超しに撮ったので少しわかりにくいですが、小さな黄緑色をした葉っぱが稲の苗です。
まだ少し頼りない小さな小さな苗ですが、この芽が確認できると、まずは一つ目の段階を無事に経過したということで一安心・・・
毎日朝夕と、苗代に通っては網の中を凝視し、この小さな芽が無事出てくれるように祈っていました
が、本当にうれしいです。
あとは、この苗の成長に合わせて、水位を上げて苗を育てていきます。
田んぼの畔にはたくさんの生き物が暮らしています。
こちらはカマキリの卵だと思われます。
テントウムシも。
田んぼの中にはアメンボ、ドジョウやザリガニもたくさん!!
カエルの大合唱が始まるのももうすぐです。
(苦手なヘビ君が登場するのも、もうすぐ・・・今年こそ、苗代にひっかかりませんように。)
5/08/2014
小麦畑の今日の様子
夕日を浴びて、キラキラと輝く小麦の穂がとても綺麗です!
穂には白い小さな花が咲きました。
小麦畑を歩いていると、さらさらと心地良い音に包まれます。
この季節だけの、ささやかな、でも贅沢な時間です。
小麦が金色に色づくと、いよいよ収穫です!
種籾の発芽が始まり・・・
苗代に降ろした種籾が、少しずつ発芽しはじめました。
根がしっかり張るように、水を落とし、苗代の水の温度も、なるべく温めて入れられるよう工夫します。
それにしても、今日も空には何本もの白い筋が走っていました。
噂のケムトレイル・・・?
(どうやらこの日は、何人もの方がこのケムトレイルについてブログなどにもアップしているようで、
残念ながらケムトレイルだったようです。)
綺麗といえば綺麗・・・でもちょっと怖いくらいの夕方の空でした。
根がしっかり張るように、水を落とし、苗代の水の温度も、なるべく温めて入れられるよう工夫します。
夕方の苗代から・・・
それにしても、今日も空には何本もの白い筋が走っていました。
噂のケムトレイル・・・?
(どうやらこの日は、何人もの方がこのケムトレイルについてブログなどにもアップしているようで、
残念ながらケムトレイルだったようです。)
綺麗といえば綺麗・・・でもちょっと怖いくらいの夕方の空でした。
5/02/2014
水苗代への種降ろし
5月に入り、美しい青空が広がっています。
早朝の風の無い時間に、無事、水苗代に種を降ろしました。
今年も、ファームを応援してくださっている神社の宮司さんより頂戴した御神酒とお塩を苗代にお供えし、無事に秋まで田んぼのお世話をさせていただけるようご挨拶をしてからの種降ろしです。
こちらは、黒米の種籾です。
長年にわたって自然栽培で育てていらっしゃる方の田んぼから分けていただいたものです。
こんな風に、排水する水口に近い方から水苗代に入り、種籾を蒔いていきます。
(ヒトが中に入って歩くと、土が舞い上がって水が濁り、苗代のベットの部分が見えにくくなるため。)
蒔くときの種の量は1cm四方に一粒くらいの間隔が理想とのこと・・・
一か所だけ多くなってしまったりして結構難しいです。
慎重に、大切に降ろしていきます。
苗代を作っている最中から、動物や鳥の足跡が例年より目についたので、今年も田植えまではネットを張ることにしました。
昨年使ったトンネルを止めるためのプラスチック製の留め具は廃止。
竹の棒を自分たちで切って、それを使ってネットを固定しました。
水苗代に入れる水はなるべく水温を上げたいので、一枚上の田んぼに水を張り、そこから温めた水を苗代に落としています。また、成長に合わせて毎日声をかけながら、水位を調節し、これから40日かけて、元気いっぱいの苗を育てていきます。
苗代に種籾を降ろすと、何となく一段落・・・ほんの束の間ですが、ホッとします。
ネットの網の目も少し太めのものだけを使用しました。
今年はヘビ君がひっかからないことを願っています。
早朝の風の無い時間に、無事、水苗代に種を降ろしました。
今年も、ファームを応援してくださっている神社の宮司さんより頂戴した御神酒とお塩を苗代にお供えし、無事に秋まで田んぼのお世話をさせていただけるようご挨拶をしてからの種降ろしです。
イセヒカリの種籾。
4~5日かけて毎日水を取り替えながら、種が芽を出すよう見守ります。
お米の先端部分に小さく見えるのが、芽です。
こちらは、黒米の種籾です。
長年にわたって自然栽培で育てていらっしゃる方の田んぼから分けていただいたものです。
こんな風に、排水する水口に近い方から水苗代に入り、種籾を蒔いていきます。
(ヒトが中に入って歩くと、土が舞い上がって水が濁り、苗代のベットの部分が見えにくくなるため。)
蒔くときの種の量は1cm四方に一粒くらいの間隔が理想とのこと・・・
一か所だけ多くなってしまったりして結構難しいです。
慎重に、大切に降ろしていきます。
苗代を作っている最中から、動物や鳥の足跡が例年より目についたので、今年も田植えまではネットを張ることにしました。
昨年使ったトンネルを止めるためのプラスチック製の留め具は廃止。
竹の棒を自分たちで切って、それを使ってネットを固定しました。
水苗代に入れる水はなるべく水温を上げたいので、一枚上の田んぼに水を張り、そこから温めた水を苗代に落としています。また、成長に合わせて毎日声をかけながら、水位を調節し、これから40日かけて、元気いっぱいの苗を育てていきます。
苗代に種籾を降ろすと、何となく一段落・・・ほんの束の間ですが、ホッとします。
ネットの網の目も少し太めのものだけを使用しました。
今年はヘビ君がひっかからないことを願っています。
登録:
投稿 (Atom)