畔塗りが終わった水苗代に、苗床(種籾のベッド)を作ります。
泥を鍬で苗床の形に盛っていくという結構大変な作業です。
場所によっては状態はだいぶ違うと思いますが、今お世話させて頂いている田は粘土質の土目なので、トロっとしたベッドの出来上がり。
この状態で表面を一度ほどよく乾かしてから、一日ほど経って水を張ります。
全部の苗床の高さは同じに作っておきます。
これから稲の種が芽を出して伸びていきますが、それに合わせて水位を上げていきます。
その時に、苗床の高さがそろっていないと、うまく稲の成長に合わせて水を管理できません。
なるべく水平になるように、表面を丁寧に慣らして 苗床の用意はこれで完成です。
地元のおじ様のおっしゃるには、タヌキだそうです。
大きな鳥の足跡も!
この田んぼにはドジョウやカエル、ザリガニもたくさん住んでいるので、
エサを探しにきたサギの足跡ではないかと思います。
畑では、小麦の穂が出始めました。
こんな風にして葉っぱに包まれるようにして、穂が表れてきます。
何度見ても、神秘です・・・
地粉はあまりパン作りに向かないと一般的には言われていますが、パン作りを楽しんでいらっしゃる方々から、もっちりしてしっかりした甘味のある美味しいパンが焼けました!という嬉しいご報告をたくさんいただきました。ベーグル作りにも活躍しているようです。
近いうちにレシピなどを教えていただく予定ですので、またみなさまにお伝えできればと思っています。