今週末は別のチャレンジが待っています。
それは完熟堆肥づくりをスタートすること。
実はこの2月に、大分のなずな農園の百姓塾に参加する機会をいただき、
夫婦で目を皿のようにして堆肥作りを教えていただいて来たのです。
こちらがなずな農園の百姓塾で作った堆肥。
ああ・・・どうなっているのだろう?
残念ながら4月の百姓塾には私は参加できず、完成には立ち会えませんが、
きっと微生物君たちが元気に完熟堆肥を作ってくれていることでしょう。
百姓塾では三か月かけて完熟堆肥を作る方法を習いました。
この山盛りになっている草たちが、三か月でさらさらとした完熟堆肥になるのだそうです。
循環農法ではこの完熟堆肥がとってもとっても重要な存在です。
土づくりの主役、完熟堆肥。
いよいよ堆肥づくりに挑戦する時が来ました。どきどき。
10cmくらいに切って乾燥している草と米ぬか・豚糞などを交互に積み、水を含ませて
作るのですが・・・・
循環農法の本には詳しく手順も書かれていますが、
私たちの場合は同じようにはできそうにありませんでした。
豚糞などは、私たちには現段階では入手できませんし、
草を細かくカットする機械もありません。
そもそも、米ぬかって、どこで入手するの?買えるの?????
そんなところからスタートするのですから、我ながら先が思いやられます。
とても分かりやすく、惜しみなく方法を伝えてくださる赤峰さんの循環農法という本。
それなのに、実際にやってみるとなるとこんな状態なのです(とほほ)。
しかしここでへこたれてはいけません!!!!!
今回の百姓塾で学んだことのうちの一つは
もしもまったくその通りに出来なくても、できる範囲で挑戦! ということ。
例えば、草を小さくカットできなくても、完熟するまでの時間が長くかかるということであって
完熟堆肥が作れないわけではないのです!!
ないものは仕方ない。
とにかく理想形に近づけつつ、できる範囲でやってみるしかありません。
※生き物たちの働き一つひとつを学ぶことって大切。
私はもう少し微生物さんについて勉強したいところです。
というわけで、いったいどうなることかわかりませんが、とりあえず畑のあちらこちらに
積んであるススキなどの乾燥した草たちを何とか完熟堆肥に変身させたい。
その一心でこの週末は二人で板を使って堆肥場作りに挑戦。
そして草をどうにかこうにかなるべく小さく(可能な範囲で)してみてから、積んでみます。
一年以上かかってしまっても仕方ない!!
(あっ。米ぬか・・・J●で売っていそうな気配もあるけれど・・・・う~ん。まずは残飯だけでやってみようかな。)
二月になずな農園で抜かせていただいた人参。
その場でいただきましたが、信じられないくらい甘くて幸せな味でした。
(いつの日かこんなピカピカのニンジンを育ててみたい・・・。)
余談ですが、畑に行くと元気になります。
放射性物質の拡散が連日報道されて、外に出るのを不安に思った時期もありましたが、
畑にたくさん愛情を注いでいる(つもり)と十分に幸せで、本当に心身ともに安定するような気がします。私たちには畑で過ごす時間がとっても合っているんでしょう。
そんな幸せな時間を与えられているのはありがたいことだなと心から感謝しています。
春が近づいています。
もうすぐ山梨には桃の花が一面に咲き、桜の花と一緒に私たちを楽しませてくれますよ♪