が、梅雨の季節という条件に加え、小麦の収穫適期は短いので、
刈取りをいつ行うか、きわどい判断になります。
収穫直前!
今だ!
となったところで、バインダーで刈り取ります。
その後、天日干し・・・
急いで脱穀をして、ブルーシートで数日間干すという方法が通常です。
私たちはこの時期、その余裕がありませんので、
お米のように、はざがけしてしまって、製粉に回せるくらい乾燥するまで
ぶら下げておきます。
そして、雨の時は丸ごとブルーシートで覆ってしまいます。
お天気予報も完全にその通りにはならないので、
現状ではこの方法が一番楽ちんです。
十分乾燥しないと製粉にはかけられません。
販売のためというより、自分が食べたいための小麦栽培であれば、
高価な乾燥用の機械を購入するか、工夫してお日様の力を借りるか。
それぞれの好みです。
お米を育てるのも、野菜を育てるのも、もちろん小麦も、
栽培方法は「これがベスト、これこそが正解」はないと思う。
好みかどうか。
これに尽きると思います。
今、私はお米づくりも、すべて好みに従っています。
だから、農薬化学肥料は嫌いだから使わないし、
なるべく楽ちんなのがいいので、逆に手植えを選んでいます。
小麦も、あまりに美味しいので、食べたいから育てています。
忙しい時期ですけど、やはり小麦は来年も育てたいなと思っています。