つい先日、ようやく都合がついて、「ミツバチの羽音と地球の回転」を見てきました。ずっとみたかったのになかなかタイミングが合わなかったのですが、3月11日の震災後になってからこれを見ることになるなんて・・・原子力発電所についてこれまで勉強不足だったこと、知らなかったことを映画を見ながら再確認してしまいました。
これまでどのようにしてこんなにたくさんの原子力発電所が日本中に増えてきたのか、その仕組みの一部だけでも垣間見られた気がします。
まずは一度「ミツバチ」をご覧になってみてください。
感想はそれぞれだと思いますのでブログに書くことはしませんが、日本の現状を知るのにもとても役立ちます。他の国は自然エネルギーの問題ではずっと進んでいる面があることもわかります。そして、多くの政治家などが自然エネルギーでは電気がまかなえないとよくおっしゃっていますが、そんなことはないのだということも・・・
見た後で、我が家ではアンペアダウン(契約アンペアの変更)を決定。
30A→20Aに変えてもらいました。
私たちの家は東京電力なのでカスタマーセンターに電話し、アンペアを下げたいことを伝えるだけ。後は、東京電力の方がブレーカーを無料で交換してくれます。作業は10分程度!(一か月の基本使用料も10A下げるごとに273円もお得になるんですよ♪一年で3276円♪)
東京電力契約アンペアの変更→こちら
賃貸物件では30Aに初めから設定されていることが多いのですが、アンペアダウン後の20Aでも現状まったく問題ありません。
こんなサイトもありますのでご参考に・・・
(節電方法なども載っています。)
電力会社を選べない日本人。「ミツバチ」でとりあげていますが、電力の販売が自由化されている国々では、エコな電力源を自由に選択して電気を買えるんですよね。だから、風力だけから発電されている電気を使いたいと思ったらその電力会社と契約すればいい。石油を使ったり原子力を使ったりする発電に対してその会社の電気を「買わない」という選択ができるのです。
今の日本ではそんな選択肢はありません。日本は先進国だと思っていたけど、そういう意味では全然市民の意識も成熟していない、後進国だと感じました。現状では電力会社を選択できない不満もあるけれど、まずはアンペアダウンをすることで私たちも電気に対する姿勢を変えていかなければと思いました。いずれは10Aまで落とせたらと思っています。
ちなみに我が家では節電した状態があたりまえの生活になってもうすっかり慣れてしまいました。時には淡いキャンドルの光でロマンチックに過ごしたり、窓から差し込む月明かりで十分な日もあります。
結局は全部気持ちの問題ですね。
言われてやっているわけではないので、楽しみながら新しいライフスタイルを模索中・・・
私たちも自分たちの生活の仕方を前向きに変化させていきましょう!