今頃になって、連日の曇り空と雨模様・・・
稲たちの顔色を見ながら、少しばかり心配な今日この頃です。
さて。
そんな中、ついに、出穂が始まる気配です。
田んぼの中で一、二本ですが、出穂し始めました。
分かりにくいかもしれませんが、写真のように
真ん中のふっくらしたところの中に穂がうっすらと見えるようになります。
少しすると、このように、穂が出ます。
これはまだ途中の様子。
全体的にはまだ、出穂真っ盛りという風でもありませんが、
稲の株の姿カタチは、少し前から出穂しそうな様子になっていましたので、
そろそろかなと思っていました。
天候不順ではありますが、何とか頑張って稔って欲しいと願っています。
バッタ君も幸せそうに暮らしています。
無農薬・無肥料でも、こうして稲たちは元氣に育ちます。
しかも、病気になったり、虫にやられたということも全くありません。
多少、その年の気候で育ち具合に大小は生じますが、
それでも十分な稔を毎年いただけています。
何よりも稲が本来持っている強さ、逞しさ、そして、
神々しいまでの生命力のなせる業だと思います。
私たちの日本国は、神代の昔から、主食を米とし、
米を作る人々を国のオオミタカラとして大切にしてきた国だそうです。
まずは自分たちが食べるお米の一部だけでも、
育てていきませんか!?
そして、何よりも、お米を感謝と共に、沢山食べて、元氣いっぱい、
この得難きを得た人生の一日一日を存分に生きましょう!!
お米はその命を丸ごと私たちに捧げてくれ、私たちの体に入り、
命の源として力をくれます。
有難いことですね。
そろそろ、田んぼの中には入れなくなります。
歩き回って根を傷つけた時に、出穂の後は回復が難しいそうです。
畦の草刈は適宜行います。
出穂の時期は、日々、目まぐるしく稲の様子が変化し、
本当に神秘的な光景が繰り広げられます。
花も、受粉も、本当に私たちには及びもつかない仕組みです。
毎年、この感動が薄れることはありません。
お米を育てていて本当に良かったと思います。