4月26日より、稲の種籾の浸水を始めました。
同時に、苗代の準備を進めており、今日はクライマックス。
苗代に苗床を作りました。
代掻きが終わった苗代は土が落ち着くのを待って、水をいったん落とします。
水を完全に抜いた状態で苗床を作る方法や、そもそも苗床を作らずに蒔く方法もありますが、
土の性質などでそれぞれやりやすい方法を取ります。
私たちは、かなり低い位置に水を張り、その水面を基準にして、土を盛って平らに整え、
ベットのように苗床を作っていきます。
写真のように、鍬を使って、土を盛り上げて水平にしていきます。
(田植えをする田んぼの広さに応じて、苗床は必要なだけ作ります。)
水を含んだ田の土はとても重いので、結構大変な作業です。
二人がかりで延々と泥を盛ること数時間・・・
夕方、お日様が西の山に沈むころ、ようやくすべての苗床が仕上がりました!!
(やったーーーーー!!!!)
さらに水を抜き、一日苗床を乾かして、その後、苗床から10cm程度に水を張った状態で、
苗代に種蒔きをする当日を迎えます。
これは、種籾を蒔いた時に、土の中に種がもぐりこんでしまわないように、
表面を固めるために行うとのこと。
でも実は、この苗床ではない場所に試しに蒔いた場所からも
結構元気に成長しているので、苗床については、本当にそれぞれの事情に合わせて
その後の田植えの際に、苗取りがしやすいようにさえなっていれば良いかもしれません。
苗床のこの作業が終わると、一安心。
無事に種蒔きの日を迎えられそうです。
天気とお水に恵まれ、有難いことです。
今日は、お知り合いの方から、春の野草・セリをいただきました。
芹は少し強い味わいです。
お湯に自然海塩を入れて1分ほど茹でて
酢味噌で和えるのが一般的。
今日は、田んぼで重労働が待っていましたので、
ヘンプシードオイルとヘンプオイルで作った、
ヘンプバターをたっぷり載せて
美味しく有難くいただきました。
春は野草の季節ですね!
有難い田んぼの恵みです。
我が家では、その都度いただく分を、感謝をこめて摘み草し、
天ぷらやお浸し、炒め物で殆ど毎日のようにいただいています。
自然に生かされていることをしみじみ実感します。