10/18/2012

新米のお知らせ


天日干しの終わった稲の脱穀が無事に完了いたしました。
籾(もみ)の状態で精米を待っています。

種籾から苗代で大切に苗を育て、一本一本手植えして育てた、無農薬・無肥料栽培のお米です。


この籾の状態から、籾摺りをして玄米になります。


彦星ファームでは、この無農薬・無肥料栽培の新米をご希望の方にお分けします。
お米の品種はイセヒカリで、コシヒカリ系統のお米です。

イセヒカリというのは、伊勢神宮の御神田で、二度の台風に見舞われながら全く倒れなかったという伝説の株が親で、調べたところ味も素晴らしかったというお米だそうです。

玄米1kgあたり700円(送料別)です。
基本的には玄米でお分けしたいのですが、どうしても白米に精米して欲しいという方はどうぞご相談ください。
【玄米の炊き方はこちらもご参考ください。】

農薬使用のお米だと玄米で皮ごと食べるのが不安という声も聴きますが、無農薬・無肥料栽培だからこそ、安心して食べていただける玄米をお試しいただきたいと思います。
玄米を炊いたことがないけど、トライしてみようかという方は、炊き方やレシピなどもあわせてご相談いただければと思います。
またこのブログでも、玄米の炊き方などもご紹介していきたいと考えています。

価格表は次の通りです。

表1


1
kg
6.7
700
1.8
kg
12
1260
55.25
kg
35
3675
109.75
kg
65
6825

 

通常は2kg、5kg、10kg・・・というkg単位で販売されていることが多いと思いますが、お米を炊くときには一合、二合・・・という「合」の単位で炊きますので、kg単位でお届するあまりのお米が出てしまいます。
(下記、表2をご参照ください。)

表2


1
kg
6.7
700
2
kg
13.4
1500
5
kg
33.5
3500
10
kg
67.5
7000
 



そこで、彦星ファームでは、表1のとおり、「合」の単位に合わせてお届けしたいと思います。
1回に三合ずつ炊いた場合、10kgで約23回分という計算になります。

ご興味のある方は、kirarigarden@gmail.com 彦星ファームまでお問合せください。
なくなり次第終了となります。




【備考】
宅急便の送料について(中部・関東・信越・北陸の場合の料金です。)

 ~5kg 850円
~10kg 1,060円
~15kg 1,270円
~20kg 1,480円
(20kg以上はどの重さでも1,480円です。)

この地域外のに御配送を希望される方は、別途お問合せください。

10/15/2012

稲刈りがおわりました。


 10月に入り、稲刈りを行いました。

バインダーという稲を刈って紐で束ねてくれる機械をお借りすることができ、お友達の協力を得て、朝からみんなでワイワイと楽しい時間となりました。


 稲刈りを迎えた田んぼ。
まだ葉は緑色です。




台風でも一本も倒れることなく、元気に育ってくれた稲たち。
わが子のような気持ちにもなり、稲刈り当日の朝は何だか感慨深い気持ちになりました。



バインダーで順調に刈り取ればあっという間に終わるよ!!と聞いていた稲刈りですが、田んぼの水の切り方に失敗していたことが、稲刈りスタート後に判明。
田んぼの一部がまだぬかるんでいるため、バインダーが泥にはまりそうになってうまく刈れない状態に・・・
脳裏には、春先の代掻きで、田んぼの真ん中にトラクターがはまった時の記憶がよみがえり、冷や汗が流れます。(もう二度と嫌だ!!)




バインダーがだめなら、手狩りだ!!
ということで、カマで一束ずつ刈って、藁や紐で束ねていきます。

一本植えの稲が、30~40本にもなる株に分けつし、大きく育ってくれたのですが、感動というほかありません。

ちなみに、田植え直後はこんな状態でした↓↓↓
この頼りない苗があっという間に・・・
稲という生き物の力強さを目の当たりにして、感動の連続の数ヶ月でした。


 束ねた稲は、このように棒にかけて干してから脱穀します。
この辺りではこれを「うし」と言って、干すことを「はざがけする」と言っているそうです。
稲をうしにかけてはざがけした、というのが今日の作業をさします。
地域によって、この呼び方も様々あるようです。

お日様の光と、秋のさわやかな風が、お米をさらに美味しくしてくれるそうです。
風が吹くとサラサラと音を立てて、稲穂が揺れます。

これから程よく乾燥したところで脱穀し、籾になります。
(コンバインだと、稲刈りと脱穀を同時に行う機械なので、一度に籾の状態で収穫になります。)
籾をとったものが玄米、更に精米したものが白米+糠 ですが、こうしてお米を育ててみると、栄養のほとんどを捨ててしまう白米より、日本人が古来食してきた玄米こそ、お米という命をいただく時にもっとも自然な形であると感じました。

今月中には、この無農薬・無化学肥料(無肥料)の新米をいただくことができそうです。

忙しい中をお手伝いに駆けつけてくださったみなさま、本当にありがとうございました。
また来年、お田植えに参加したいと声をかけてくださっている皆様、6月に入って毎週のように田植えになりますので、是非ご予定くださいね!!