前日のうちに、苗代から苗を一本ずつ優しくとって束にしておきます。
ご近所の農家さんが、苗をしばるための藁をプレゼントしてくださいました。
ありがたい!!
しばらくその藁を田んぼの水に浸しておきます。
これで、藁は引っ張っても切れなくなります。
苗代での苗とりは、二人きりで行ったこともあって、かなり腰にきます。
私たちの小さな田んぼでも、一枚あたり大体2000本の苗を植える計算になり、当然、苗も2000本苗代からとっておかねばなりません。 (循環農法では、5.5枚の葉っぱが育った苗を30cm間隔で一本植えしていくそうで、私たちもその通りにお田植えしました。慣行栽培だと、株間はこんなに広くなく、苗も少なくても2本、多い場合は5・6本ずつ植えています。でも、秋にはこの一本植えの田んぼの方がずっと多く分けつして巨大な株になるんですよ!!)
田植えを待つ苗たち
“この辺りでは、お田植えの初日には豊作を願ってお赤飯を炊くものだから。”と、これまたお知り合いの方がお赤飯を炊いて届けてくださいました。
更に、“今日お田植えなら、ちゃんと田の神さんにお神酒をあげるんだよ。”と、おばあちゃんから言われ、日本酒も用意。とりあえず田んぼの一角にに日本酒を・・・
(山梨なので、「七賢」の日本酒ワンカップを選んでみました。ちょっと舐めたらおいしかった♪)
なんだか気持ちも引き締まり、いよいよお田植えです!
再び腰にくる姿勢での田植え作業ですが、ここに至るまで色々なことがあったので、喜びいっぱいの時間でした♪
今週末にもお田植えをする予定です。
ちょっと見にくいですが、田植えが終わった田んぼ。