3/14/2012

春の野草の恵みに感謝

まだまだ朝晩は寒さを感じつつも、お日様の光が日に日に強さをましているような気がします。畑ではもう野の花が咲いていて、オオイヌノフグリの真っ青な絨毯が広がっているところもあります。レンゲも咲いて、そこはピンクのカーペットのよう・・・

身体は寒さを感じても、心はほんわか春を感じてゆるゆるとしてきます。

さて。去年からずっとハマっているのが、「摘み草」です。
春に限らず、野山の恵みをそっと摘んで、天ぷらなどにしていただくのですが、これがもう美味しいことといったら言葉にできないくらいです。

タラの芽などのちょっと有名な山菜である必要はないのです。
畑に生えてきてくれた、なずな・カラスノエンドウ・はこべ・ハルジオンなど、天ぷらやお浸し、さらには野草茶としても役立つ草たちのパワーと魅力に夢中になってしまいます。
新緑の季節になると、藤の花の天ぷらなどという、初めて食べた時には感動してしまったロマンチックな響きの天ぷらまで登場するのです♪
(今年は、食べてしまう前に写真を撮ってまたブログにもアップしたいと思います。)

摘み草はその日に必要な分だけをそっと摘んで、急いで帰って天ぷらにします。
それに美味しいお塩を振りかけていただきます。
感動的な美味しさ!!
そしてその野草のもつパワフルなエネルギーに心身共に充たされます。

昨年はスギナ茶にも挑戦しました。
これがまた、冷たくてもおいしくいただけて、農作業の合間にぴったり。体にも良いという優れものです。

畑しごとの合間に気が付くと「摘み草図鑑」というマニアックな本を片手に野草探し(お宝探し)に興じてしまう今日この頃。
こうして“豊かさ”は私たちの周りにあふれんばかりにちりばめられていると実感します。
1万円のフレンチのコースも確かに素敵ですけど・・・いや~、摘み草の魅力、プライスレスですよ!
(山の幸、野草たちを根こそぎ採り歩くようなことは避けましょうね・・・貪ってはなりませんよ~。)

今度畑に遊びにいらっしゃる機会がありそうな皆様、摘み草の天ぷらを一緒に楽しみましょうね!