10/21/2011

TPPについて知ろう!!

今日は今までぼんやりとしか理解していなかった「TPPとは何ぞや??」という気持ちをすっきりとさせてくれた情報(HP)をお友達から教えていただきました。

畑に関わらず、私たちの生活全般に及ぶ大きな問題であることを知って、みなさんにもこの情報をシェアできたらと思いました。

下記サイトがとてもわかりやすかったので、ご参考ください。


サルでもわかるTPP

こちらのサイトから、特に「農」「食」に関わる遺伝子組み換えのことについての章を抜粋し、転記させていただきました。
TPPに関しては、このサイトでとてもわかりやすく説明されていますので、是非是非、始めから読んでみてください!!

以下転載させていただきます。
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第7章 TPPと遺伝子組換え
  (転載したサイト「サルでもわかるTPP」の第7章のページはこちら

1.表示が「非関税障壁日本がTPPに加盟すると、食べたくもない遺伝子組換え食品を食べさせられるようになる危険性が高い。

その理由を説明しよう。
納豆とか豆腐の原材料欄に「大豆(遺伝子組換えでない)」っていうのを見たことがある人は多いと思う。
でもその逆に、「大豆(遺伝子組換え)」っていう表示を見たことのある人がいるかな?
たぶん、誰もいないと思う。

なぜそうした表示がないかというと、遺伝子組換え作物が安全なのかどうか、みんなが漠然と疑問や不安を持っていて、表示があると誰も買わないからだ。

これは嘘の表示をしている、っていう意味じゃあないよ。
大豆や納豆には遺伝子組換え大豆は使われていない(原則的には)。
でも、日本は遺伝子組換え大豆をいっぱい輸入している。
じゃあ、遺伝子組換え大豆はどこに使われているんだろう?

それを考える前にまず日本にどんな種類の遺伝子組換え作物が輸入されているかを確認しよう。
一番多いのはとうもろこしだ。次が大豆、そして、なたね。最後が綿実。
本当はじゃがいも、てんさい、アルファルファも輸入が許可されているけれど、実質的には全く流通していない。
実際に輸入されている遺伝子組換え作物は上の4種類だけだ。

この4種類の作物には、ある共通点がある。それは一体なんだと思う?
それは、食用油の原料になる、ということだ。


日本では原料に遺伝子組換え作物を使った場合、それを表示しなくてはならない。
でも、「組換えられたDNAや、それによって生成するタンパク質が製品に含まれない場合は、表示しなくてもよい」という決まりがあるんだ。(これが妥当な決まりかどうかは別の話だよ)
油には組換えDNAが残らない。だから、原料のとうもろこしや大豆、なたね、あるいは綿実が遺伝子組換えのものであっても、油の原材料欄にそのことを表示しなくてもいい、ってことになっている。

みんなが食べているサラダ油(大豆油とコーン油の混合である場合が多い)、コーン油、キャノーラ油(=なたね油)、綿実油などは、ほとんどが遺伝子組換え原料のものであると考えた方がいい。

       


揚げ物に使われている油や、マヨネーズ、マーガリン、ショートニング(植物油を化学的に変化させて固体にしたもの。
クッキーやパンなどによく入っている)なども、ほとんど遺伝子組換え原料の油だと考えていいだろう。
でもほとんどの人はそんなこと知らないから、遺伝子組換え原料の油を平気で買って揚げものや炒めものに使っている。あるいは遺伝子組換え原料の油が使われた揚げものやパンやお菓子を平気で買って食べている。

 
つまり「表示」はそれだけ大きな意味を持つということだ。表示があれば、誰も遺伝子組換え食品なんか買わない。
表示がなければ、気が付かないから食べてしまう。
消費者は「表示」によって守られている、といっていいんだ。

さあ、ここでもう気が付いたかな?

遺伝子組換え作物を売りたいアメリカの企業にとっては、この日本の表示制度は紛れもなく「非関税障壁」だ。
日本がTPPに加盟したら、必ず「表示制度をなくせ」って、イチャモン付けてくるに相違ないぞ。

日本と違ってアメリカには遺伝子組換えの表示義務はないからね。
表示がなくなれば、消費者に選ぶ権利はなくなる。

豆腐も納豆も遺伝子組換えのものかどうかわからないまま食べさせられるようになってしまうかもしれないんだ。


サルでもわかるTPPhttp://luna-organic.org/tpp/tpp.html より転載させていただきました。
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という訳で、これまであまり理解していなかった、そして誰も明確に説明してくれなかったTPPについて、なるほど!!とスッキリ・・・。
こんな搾取と支配の方法と仕組みを考えた人たちもどうかと思うけど、それを「よく考えない」で、偉い人が言うからたぶんそうなんだろうな~、などと容認してしまってきた一般市民にもやっぱり責任はあるなと、思いました。

「知らなかった。わからなかった。」と、傍観していれば、それなりの結果が返ってくるのですね。

世界の動きに無関心で、これまでは長いものにまかれて、何となく人生を送れた時代もあったかもしれませんが、今はもうそんな時代ではないのだと思います。私たち一人一人の思いと選択が大きな力を持っています。

もう、誰かがいつの間にか方向性を決めてしまって、それに翻弄されるだけの立場でいてはいけませんね!前向きな意味で、自分の人生に責任を持つ、つまり主体性を「政府や大勢の意見、みんながこうするから自分もこうする・・・」から自分に取り戻す時が来ているのだと感じます。

TPPは少し遠い世界の話に思えますが、私自身はこうした搾取と貧富の差が広がるような制度のない世界を望んでいます。誰もが幸せに豊かに、笑顔で暮らせる世界だったら、どんなに良いでしょう♪

自分で考えて、自分の気持ちにしたがって、自分の人生をつくっていきましょう!!

TPPは、こうしたことを考え直す良いきっかけとしようと、個人的には思っています。

10/20/2011

明日から土用に入ります

明日から土用に入りますね!
季節の変わり目・・・
いよいよ気候もぐっと朝の冷え込みが感じられるようになってきました。

昨日は、近くのちょっとした林を通りかかり、クルミの実を拾ってきました。
ベランダでお日様にあて、充分に乾燥させたら美味しくいただこうと思っています。
森は秋の実りと恵みでいっぱいでした。
心から豊かさを実感することができて満ち足りた気分になりました。
さて、数か月前の7月、夏の土用のあたりに種まきしたのが小豆でした。
いくつかのサヤは茶色くなって、お豆がとれはじめました。

まだまだ緑のサヤの方が多いので、様子を見ながら、
サヤからはじけて飛んでしまわないうちに、収穫していきたいです。
毎日食べる玄米ご飯に雑穀と小豆を入れるので、
来年も多めに作付けしたいと思っています。



春先に種まきして育てていたニンジンが頭立ちしてきました。
花を咲かせて、種をとりたいなと思って見守っているところです。
ニンジンの花を見たことがないので、今から楽しみにしています。



こちらは9月に種まきした大根とにんじんの間引き菜
昨日もニンジンは定番メニューで、丸ごと天ぷらにして戴きました。
おいしかった~♪

日の入りもすっかり早くなり、夕方の空も秋色です。
富士山に雪がかかるのももうすぐ・・・

引き続き、土づくりにはげみつつ、来年の春からの作付けに備えます!

10/18/2011

美味しい大根の葉

まだまだフカフカの土とは言い難いわたしたちの畑の土ですが、
大根もカブも何とか頑張ってくれていて、ここ数日間引きをしています。

種をまいた後、芽を出してくれた時の感動を思うと、小さな大根やカブを間引くのは何ともいえない気持ちになったりしますが、この間引き菜がとっても美味しいのです・・・。

健気に葉を広げている小さな大根・・・かわいいのに間引かなければならない切ない気持ちに苛まれつつ、おジャコや油揚げと一緒に油炒めにすると、ものすご~く美味しいことを思い浮かべて、「ごめん!!でもいただきます・・・」と土から引き抜くたびに感謝しながらの作業になります。

ああ、命をいただいて生かされているんだな、私たちは!!と、地球の大地と植物たちに心から感謝の気持ちがわいて来るのです。

スーパーに行くと、大根の葉はきれいにカットされ、大根の根の部分だけが並んでいますが、大根の深い緑色の葉っぱが畑を彩るこれからの季節、この葉っぱを食べられないなんて、大根を半分も味わえないんだと残念に思いながら野菜売り場を通過します。

おかげさまで、ここのところ、我が家ではほとんどスーパーの野菜を買わなくても、日々の食卓は新鮮で安心なエネルギーいっぱいのお野菜で満たされています。たまにスーパーの慣行栽培の野菜(農薬・化学肥料を使う従来の農法です。ほとんどがこの慣行栽培の野菜です。)を食べると、その違いは歴然・・・

味や風味はもちろんのこと、身体が何か素晴らしいエネルギーに満たされるあの感じがまったくないので、食べても食べてもイマイチ満足感が得られません。


原子力発電がまったく安全でもなく効率が良いように言われていながら、廃棄するにも方法が分からないような方法だったのと同じように、農薬や化学肥料は農業にとって助けになる(楽で魔法のように大きく育つ)と長年まかり通ってきた“常識”も、もはや騙されようがありません。

農薬や化学肥料を使うことは、土を殺すことであり、最終的には私たち自身を傷つけていることに他ならないということを改めて実感しています。

今日は間引いたカブを丸ごとさっと蒸して、自然海塩で美味しくいただく予定です♪

みなさんも、カブや菜っ葉はプランターでも育てられるので、挑戦してみてはいかがですか??
地方に住んでいれば、土は何とか自然のものも手に入りますよ!
まずは有機農家さんとお知り合いになるといいと思います。

10/11/2011

サツマイモの収穫

先週、ミズナの種もまき終わり、今週はサツマイモの収穫を予定しています。
サツマイモのツルも美味しくいただけるので、地上部分も大切に・・・・

個人的には、サツマイモの葉っぱのハート型が大好きで、つい畑に行くとしげしげと彼らを眺めてしまいます。
大根やカブなどの種も、小さなハート形の双葉を開くので、本当にかわいい!!!


今年は通常のベニアズマと、干し芋用の品種(名前が分からないとのことですが、とにかく干し芋専用だと説明された苗を植えました。)の二種類を育てました。

まだまだ土が固いので、収穫できるのかは掘ってみるまで分かりませんが、このサツマイモを植えたころに比べれば、畑全体の土の様子は大分改善されてきたように感じます。

干し芋が大好物なので、干し芋を自宅で作るのも今から楽しみです。