お米を育てる機会を得て今年で8年目となりました。
初年度からご縁あって、イセヒカリという品種のお米を育ててきました。
伊勢の神宮の御神田で突然変異によって生まれたお米で、
母親がコシヒカリということは分かっていましたが、
当初は父親不明と言われていると聞いていました。
しかし、先日仕事の関係で伊勢周辺に行った折、
お土産屋さんの売店に<イセヒカリ誕生物語>という紙があるのを発見!
おおおおおおーーーーさすが伊勢!スバラシイ!!✨と嬉しくなって、
お土産買いつつ一枚頂戴しました。
ちょっとドキドキしながら中を読ませていただきますと・・・。
👀 👀 👀
今更ながらイセヒカリというお米が生まれた経緯にビックリ👀
「神様のお米 イセヒカリ」
(食養教室素輪花さんというところでお作りになっている配布物のようで、
内容を下記に引用させて頂きます。)
神様のお米 イセヒカリ
伊勢の神宮御神田で生まれた「イセヒカリ」
御鎮座二千年を記念して平成八年に命名された
神がかった奇跡の誕生から『神様のお米』と呼ばれています。
<イセヒカリ誕生物語>
昭和五年秋(第五十八回式年遷宮の翌年)、昭和天皇の御即位の直後に
神宮の白石が敷き詰められた旧御正殿の軒下に一茎の穂が稔り、
瑞垣内で発見された「霊稲」「聖代の瑞兆(ずいちょう)※」ということで
『瑞垣(みずがき)』と命名され、三十粒ほどの籾は、奇跡的な誕生が故に
「門外不出の稲」として御饌料田で大切に育てられました。
※瑞兆(ずいちょう)=吉兆
そして、瑞垣誕生から六十年後の平成元年、
昭和から平成への御代替わりの秋、刈入れ前に二度の台風に見舞われ、
神田の稲が全て倒伏してしまいました。
ところが、驚くべきことに、「西八号田」の田んぼの中央に
凛と輝くように寄り添い、台風の強風にも耐え抜き直立している二茎の稲が
目を惹き発見されました。
その稲は「コシヒカリ晩」として管理され、数年後、DNA鑑定の結果、
霊稲『瑞垣』と「コシヒカリ」が奇跡的に結びついた新品種と解明。
平成八年皇大神宮御鎮座二千年を記念して正式に「イセヒカリ」と
命名されました。
「イセヒカリ」は」、硬質米であることから、「皇室米」また、
神業ともいえる類い稀な巡り合わせから【神様のお米】とも呼ばれています。
------------------------引用ここまで
いやーーーー。
イセヒカリ・・・凄すぎる👀
始めは完全に興味本位と勢いで始まった稲作だったけど、
有難いお米を育てさせて頂いているのだなと、
湧き上がる感謝と共に、改めて身の引き締まる思いが致しました。
(しかも、父親不明って聞いたのをそのまま鵜呑みにしていましたが、
判明してるじゃん!!!!)
確かにこの八年、育てさせて頂いて、夫婦で良く話すのは、
イセヒカリって、ものすごく意思がはっきり伝わる感覚があるよね?
ということ。
こちらの意識がちゃんと伝わっているのが、わかるのです。
”鏡のように、こちらの意識の在り様が映し出される。”
そんな気さえ覚えることしばしば。
そして、この八年、私はこのお米を食べ、命を支えられて来ました。
そして田んぼを通じて、自分の意識や魂と向き合う機会までもが
与えられたと感じています。
気付けば、いつの間にか、神社でのご奉仕をさせて頂くという
新しい道にも導かれました。
周りには素敵な方々との出会いが自然に紡がれて来ました。
そして、何より、生き物としてのイノチの底力のようなものが
どんどんと目覚めていくような感覚がありました。
これには、自然栽培のお米ということももちろんあると思いますが、
やはりイセヒカリというお米の持つ力でもあると今は確信しています。
出穂して少しした頃のイセヒカリ
私は、体だけでなく心も、意識・命そのものを養ってくれる力が
満ち満ちているような、細胞一つ一つが「美味しい~~~✨」と
喜びに震えるようなお米を食べたい💛
なので、これからも自分が本当に日々戴きたい!と思うお米を、
大切に育てていこうと思います。
そして、そのイセヒカリ、食べてみたい!というご縁ある方に、
お分けできる分を(大量には作れませんが)お届けできれば嬉しいです。
稲刈り少し前の彦星ファーム田んぼです。
田んぼは一面金色に輝いて、とにかく「豊穣」という言葉がぴったりの秋の風景です。