10/26/2016

しずり棚機会 麻績み~機織り教室⑦

今日は、しずり棚機会 麻績み~機織り教室でした。

ちょうどお米の収穫を終えたばかりの彦星ファーム、
今日参加された皆様に、「収穫祭」も兼ねて、
勝手ながらイセヒカリ新米塩結びを携えて参りました!!
皆さんと収穫の喜びを分かち合うことが出来、幸せでした・・・
ありがとうございました。

さて。

みなさん、それぞれに自宅で頑張られて、
だいぶ麻績みが身についてきたご様子。
今日は自宅で糸車を回してこられたお二人が糸を見せて下さいました!

 
糸車にかけて紡いだ糸が糸枠に巻き取られています。
糸、美しい~♡♡♡


こちらも↓ご自宅で日々着実に麻績みを続けて来られた方の糸。
美しい~~~♡♡♡
大伴のショールを織りたい♪と野望に燃えるYさん。
糸の量も随分と増え、着実に織に向けて
歩みを進めていらっしゃいます。

みなさん、本当に素晴らしい!
糸、とっても美しい!
感動しました~♪


今日は、12月から産休?に入られるYさんが、
糸の量がショール作りには足りそうにないために、
先生の卓上の織機で、とにかく赤ちゃん用の布として
今ある分の糸を織り上げるべく、「織り」に入りました。

本来は経糸を張るところから習うはずなのですが、
予定日が迫っているので緊急事態・・・ということで、

すでに先生が手績みされた経糸が張られていたものを
そのまま使わせていただくこととなりました。

(経糸の張り方や他の織機については、今後、学んでいきます。)

 糸車で紡いだ糸を、杼(ひ)という道具に移します。


先生から織機の説明を受け、今日は織らない私たちも大興奮♪


 糸車に初挑戦&織に初挑戦のお二人・・・
集中しております。
夢中です。


他のメンバーは、このお二人の様子をまぶしく眺めつつ、
今日も先生の手元をじいっと見つめながら、麻績みを続けます。

見るたびに発見があるので、先生の麻績み姿は何より学ぶことが多いです。
先生の”有り様”というか、麻績みしているときの佇まいといいますか、
早くあのような”様”になりたいと思いながら、ひたすら見つめます(笑)
今日も素敵な麻績み姿でした~。


糸を麻績みすることも、糸車も、そして、織りも、
植物たちのいわば「亡骸」でもある繊維が、新しいイノチを得ていく様。
感動的でした。

布を生み出す手仕事は、
女性の感じる力を大いに発揮する素敵な手仕事だと改めて思いました。

そして、女性の手仕事の魅力、今日も存分に感じることが出来ました。

次回は、11月16(水)13・30~ です。
 

★★★お知らせ★★★
お教室に参加ご希望の方は、随時、受付ております。
麻績み習得から順番に習っていけます。
ショールを手織りするまでが一連の流れですので、
糸を作れるようになったら、布づくりまで習うことができます!

ご興味のある方は、
 hikoboshi★hikoboshifarm.com までお気軽にお問い合わせ下さい。
  (★→@に代えて送信してください。)

しずり棚機会って何?
  → 詳しくはコチラの記事 から
★★★★★★★★★★ 

10/25/2016

麻糸用 糸車 来ました~~~

明日10月26日はしずり棚機会「麻績み~機織り教室」の日です。

今月から糸車で糸を紡ぐ練習をする方が増えてくるため、
先生の糸車一台だけでは足りなくなり、探しておりました。

そんな折、こんな素敵なアクセサリー↓を製作販売していて
お教室で一緒に学んでいらっしゃるYさんから、

「糸車、発見しました~♡

というご連絡が・・・♪
「しかし、大きすぎて自宅には置けそうにありません(泣)」とも・・・

(↑麻績みの際に出る、細かくて糸に入れられなかった精麻部分が
こんな素敵なピアスに生まれ変わっています。)

 「アタシ、買います!!」と現地に向かい・・


ゲットしました!!!! ↓↓↓


念願の糸車~~~♡♡♡嬉しい♪
頼もしい夫によって、無事に車に運び込まれました~。


ツムの部分から車の車輪までのスパンが長いのが綿ではなく
麻系の糸車の特徴のようです。

この糸車、次のお教室で初お目見えです。
参加されるみなさま、皆さんも、回すことになるかもしれない糸車です。
そして、ついに、今回から機織の機が登場します。

機織り第一号は、Yさんになりそうです!

お楽しみに。

あっ。
お教室の折は、私が担ぐのでしたね、この糸車・・・。
・・・・・・・(;´д`)
がんばります。


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tazwaというオリジナルブランドで
アクセサリーを製作販売しているYさんの作品は、
こちらで購入できます。
ご紹介したピアスに使われている精麻は、
麻績みのお教室で使用している栃木県産の精麻だそうです。

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2016年秋収穫 新米の販売について

夏ごろから、多くの皆様にお問い合わせ・ご予約を頂いておりました、
平成28年秋収穫の新米の販売を開始いたします。
既にご予約いただいておりました皆様、本日より、順次、
発送を始めさせていただきます。



水苗代で育てた苗を、全て手植えし、全て天日干ししたイセヒカリです。
農薬・除草剤と肥料(有機肥料・化学肥料いずれも)不使用のお米です。

今年は天候に悩まされましたが、無事に稔りの時期を迎え、
問題なく、皆様にお召し上がりいただき、
楽しんでいただけるお米が収穫できました。

価格は昨年までと同じで販売いたします。

 平成28年 秋収穫のお米【イセヒカリ】 価格表


玄米
五分搗き米
精白米
5kg
3,600
(¥720
3,780
(¥756
3,960
(¥792
10kg
7,200
(¥720
7,560
(¥756
7,920
(¥792
20kg
14,200
(¥710
14,920
(¥746
15,640
(¥782
30kg
21,000
(¥700
22,080
(¥736
23,160
(¥772

( )内の価格は1kgあたりの価格です。
※籾1kg→玄米725g→精白米652g という精米時の減量割合を目安にして、
 価格に反映させています。
(同じ量の籾から精米した場合、白米は-35%、玄米は-27%)

※送料が別途かかります。
 

●送料の目安(およその目安です。)●

関東圏:5kg→800円 10kg→1,030円 20kg→1,460円
     30kg→ヤマト便にて約1,500円(到着日時の指定は出来ません。)
関西圏:5kg→970円 10kg→1,180円 20kg→1,620円     
     30kg→ヤマト便にて約1,700円(到着日時の指定は出来ません。)

ヤマト運輸の宅急便でのお届けです。
30kgは、ヤマト運輸のヤマト便での発送となります。
ヤマト便は到着日時の指定が出来ませんのであらかじめご了承ください。

価格は30kgが一番お買い求めやすくなっています。
お知り合いと共同購入されるなど、なるべく30kg玄米でのご購入をおすすめいたします。

玄米でご購入後、ご自宅やお近くの精米所でお好みの搗き加減に精米することも可能です。
分搗き米や白米で召し上がる場合は、なるべくご自宅の精米機でその都度精米されると、
酸化も防げますし、さらに美味しく召し上がっていただけると思います。

お問い合わせ・ご注文は
彦星ファーム hikoboshi@hikoboshifarm.com


●ご購入にあたってのご案内●

・代金は後払いです。
 お米が到着しましたら、同封のご案内に記載のゆうちょ銀行口座に
 お振込をお願いいたします。

・彦星ファームのうるち米の栽培は全てイセヒカリです。
 その他の品種は栽培しておりません。


今年の稲作の様子、ここからお伝えいたします。


水苗代に種もみを降ろしたのは4月。
一粒万倍日でした。

5月は水位を調節しながら、苗代での育苗が続きます。

6月。いよいよ御田植え!
全て一本植え、そして手植えです。
縦横共に、30cm間隔で植えていきます。

田植えが全て終わり、万歳!と遊びに行く暇はなく、
すぐに田の草取りが始まります。
7月は草取りと畦の草刈が続きます。

夏の日差しを浴び、ぐんぐん分けつしていく稲たち。


ある日の朝、稲の花が咲き、風の力で受粉します。

立派な大きな株に育ち、たわわに実った稲穂が美しい9月下旬。
水を切り、地面が乾くのを待ちます。

今年はこの9月、ほとんど毎日が雨でした。
お米たちが一体どうなってしまうのか、無事に稔ってくれるのか、
ただ祈りながら見つめるだけの日々・・・

長雨で穂発芽してしまった田んぼも、刈り取ったものの、干している間に
雨が続き、そのままカビてしまったケースも多かったと聞きました。
同じお米を育てる身として、胸が痛みました。

そして、同時に、やはり百姓しごとには、旧暦をいつも意識することの
大切さを思い知った一年でもありました。
地域にもよりますが、年々競うように早くなる田植えと稲刈りによって、
こうした夏から秋への季節の移り変わりにうまく対応できないケースが多いように思います。

今年特に大切だと思い知ったのが、昔からの田植え唄の
♪五月五月雨~という 歌の通り、

旧暦の5月に田植えすること。

これは、やはり稲作の道理に適っていると思います。


幸い、彦星ファームの稲たちは、水苗代で逞しく育った健康優良児たち。
今年もしっかりと天気を読んでくれたこともあり、無事に稔ってくれました。
少しばかり、例年よりも収量が減りましたが、良いお米に育ってくれたと思います。

10月に入り、天候に恵まれて無事に稲刈り。

天日干しの間も、概ね良く晴れ、空気はからりと乾燥していました。
程よく乾燥したお米は脱穀して、精米へ。。。


4月からお世話してきたイセヒカリ、
皆様に楽しんで召し上がっていただけましたら幸いです。


10/17/2016

天日干しと脱穀





稲刈りのあとは、秋晴れに恵まれた日が多く、助かりました。



脱穀までの間、順調に天日干し出来、干しあがったところから
脱穀を行いました。



まだ、一部干したままのところもありますが、
あと一週間ほどで、すべての田んぼの脱穀までが完了する目処がたちました。

皆さまより、新米のイセヒカリ・玄米餅などのお問い合わせを頂いております。
ありがとうございます。

現在、まだすべての収穫が終わっておりませんので、
お米の量の最終確認ができないことと、籾摺り・精米時のお米の品質チェックが
出来ておりませんので、販売については近日、正式にお知らせいたします。

ご予約いただいている皆様も、誠にありがとうございます。
今しばらくお待ちくださいませ。
概ね予定通りの収穫が出来ておりますので、既にご予約いただいてる
皆さまのお米は問題なくお届けできる見込みです。

どうぞ宜しくお願いいたします。


雀ちゃんが稲の束を携えている、
私の大好きな飾り人形です♪
 雀は穀物を食べるので、
栽培中はちょっと困ることもあるのですが・・・

この時期にぴったりの我が家の飾りです。
収穫の喜びを胸いっぱいに感じます。

10/12/2016

キツネの足跡

今日も引き続き、稲刈りでした。

気持ち良い秋晴れで、はざがけされている稲たちも気持ち良さそう♪



稲刈りの最中に、田んぼの中にキツネの足跡発見!!
イノシシ🐗に続き、キツネまで・・・👀






 うーーーー。
しかし、イノシシよりは、やっぱり可愛らしいし、
イノシシみたいに稲の株を踏んで倒していくようなこともしないし・・・


なぜか田んぼの中を通過したらしいキツネ。
足が泥だらけになったことと思います。

足跡が連続しているのも、ちょっとかわいいです。

去年までは、イノシシは出没する気配を感じませんでしたが、
今年は他の田んぼでもあちこちで足跡が発見されていて、
どうやら地域一帯をかなり歩き回っているようです。

そんなに山付きではないのですが、どこからかやってきたのでしょう。

キツネは以前から何度か見かけていましたし、
特に農家泣かせないたずらはしませんので、気になりません。

しかし、イノシシは・・・・・・結構困ることをする動物です。

山の上の方では、大規模な森林伐採の後に、
大きな大きな太陽光パネル地帯が出来たりしているし、
餌がなくなって降りてきてしまっているのかもしれませんね。

動物たちも出来れば里に下りずに、
山の中で安全に平和に暮らしたいはずですが、
山をむやみに切り開いているのは私達人間の方。
「鳥獣害」という言葉もありますが、もともとの因果の「因」は
私達ヒトの方にあるような気がします。



10/11/2016

稲刈り

昨日、今日と稲刈りでした。
今年は9月がほとんど曇りか雨で、
稲刈りが出来るのか最後まで気を揉みました。
が、無事に稲刈りが出来ることとなり、
また、お米も何とか踏ん張ってくれて、
しっかりと稔ってくれたことに感謝でいっぱいです。


機械(バインダー)で刈り取り&束ねます。
田んぼの地面がまだぬかるみ気味・・・
慎重に作業をすすめます。



このように、刈り取って、紐で縛ってくれて、ポンっとはじきだしてくれます。
もう・・・天才!!
バインダーを作った方、本当にすごい!!



こんな風に束ねてくれます↓↓



今年、ついに私たちの田んぼの一枚に、イノシシと思われる足跡発見・・・
幸いなことに作物に被害はありませんでしたが、
夜な夜なこの地域に出没しているということですから、
いつ被害が出てもおかしくはありません。


今日は、彦星ファームのマイ田んぼでご家族のお米の自給を目指されている
Kさんご家族も稲刈りでした。
もう今回で三年目の稲刈りということで、だいぶ慣れていらして、
息子さんもすっかり逞しくなり、バインダーを使って稲刈りをし、
無事に天日干しのはざがけまで作業を終えられました。

ご家族の一員、タツオ君も今日はご一緒♪
田んぼでのんびりくつろぎながら、
みんなが稲刈りを終えるまで待ちます。

イノシシ🐗出没の気配にテンションが下がり気味になっていましたが、
愛らしいタツオ君に癒されました~♪♪♪
ありがとう!タツオ君♡♡♡

今日からしばらくお日様と風の力でお米を乾燥してもらい、
数日後には脱穀をします。

今年、初めてマイ田んぼに挑戦された他の皆さまも、無事に稲刈りが完了しました。
脱穀し、精米してお米を味わうのが今から楽しみですね!!




10/08/2016

マコモポタージュ♡

マコモダケの出荷が最盛期となりました。

お日様が二日ほどお顔を出した間に、一気になり始めこともあり、
大量のはね出しマコモが我が家のコンテナに積まれることに・・・(泣)

少し硬くなってしまったものもサイズが微妙なものも、変な形のマコモも。

でも、お店に出荷は出来ないけれど、立派なマコモです。

毎日毎食、キンピラから炒め物、すりつぶしたりフードプロセッサーで細かくして
すり身のようにしてハンバーグやつくねにもしましたが、
もっと一気に沢山のマコモを使いたい!!!!
そこまで量を使うわけでもなく、このままだと大量のはね出しマコモがそのままに~('Д')

という訳で、マコモのポタージュスープ、作りました♪


大きめのお鍋いっぱいにマコモポタージュが完成♪
あまりの美味しさに、改めて“マコモLOVE♡♡♡”を実感しました。

短い旬の季節の恵みなので、大切に味わい尽くしたいものです。
いつもは、キンピラなど和風のお料理にすることが多いのですが、
マコモダケはクセもなく、優しい味の素材なので、レシピは無限かも・・・?

稲刈りと重なり、ものすごく忙しい時期なのに、
マコモレシピへの探求心がムクムク。

みなさんも、それぞれのお気に入りのポタージュスープの作り方があると思いますので、
是非是非、マコモポタージュもお試し下さいね!!!


参考までに・・・
今回は、以下の材料で作りました♪

・マコモダケ
・タマネギ
・干しシメジ
・ヒエ(雑穀)
・豆乳
・塩
・胡椒
・最後にパラパラと青のり(パセリ、無かった)

 ※大谷ゆみこさんのアスパラのヒエポタージュを参考にしました。

【作り方】
ざく切りにしたマコモとタマネギ、干しシメジ、水洗いしたヒエに
お水を適量入れて塩を加え、20分~30分ほど煮てから、
フードプロセッサーにかけます。

豆乳を加えてお鍋で少し煮てから、塩コショウで味を調えます。


すごく、おおまかですみません。
とにかくお好きなポタージュの作り方で、お野菜をマコモに替えていただくだけ♪

雑穀のヒエは、いただくとポカポカと体の中から温まり、ミルキーな味わいなので、
ポタージュには最適。
とても便利です。


10/06/2016

稲刈り直前になりました。

今年の9月は本当に雨続きでした。
これでもかという雨、雨、雨・・・

お日様が御隠れになったまま、ジメジメした日が続き、
稲刈りが出来なかったり、カビでしまった田んぼも多かったとか・・・

私たちの田んぼは、間もなく稲刈りになりそうです。

昨日から待ちに待った晴れ。
稲たちも夕方までしっかりと久しぶりのお日様を浴びました。



秋の日は釣瓶落とし。
あっという間に夕焼けです。


マコモダケは日照不足のせいか、例年よりもゆっくりとしたスピードで収穫中です。
マコモの葉は一緒に収穫して、まこも茶になります。

綺麗な葉っぱだけを集めて水洗いし、そのまま干します。
今年は湿気がすごくて、うまく干しあがらない時期が続きました。
これから葉っぱも沢山干し上げたいと思います。

作業が終わって、マコモの畑から・・・
西の空には三日月が出ていました。

八ヶ岳も綺麗でした。


稲刈りと天日干し、脱穀が無事に終わって、お米が袋に収まるまでは
気が抜けません。

あと一息、がんばります!!!